この春、なんとか自主練でクロールができたので、その記録です。
すみません、文がへたくそすぎて長文になってしまいました。
泳ぎの練習については前置きを飛ばして、目次の4番「親(わたし)が教える」から読んでみてください。
お子様たちはみーんな、習っている、スイミング。
うちの子のまわりを見ても、習い事は何をおいてもまず、スイミングに通っている子がほとんどです。
しかし。
わが家では、ほかの習い事を選んでしまった結果「経済的にも時間的にも厳しい」という理由でスイミングを習っていません。

小学生。スイミング(スクール)に通わずに25m泳げるようになるまで(2年かかりました)
なぜスイミングに行かなかったのか。
行かなかった理由は3つぐらいです。
私が、そんなに必要だと思っていなかった。
子供が喘息持ちだったら習わせたと思います。
私の甥っこたちは喘息で、「心肺を強くする」目的でスイミングを始めました。
甥っ子たちは中学に入る頃には丈夫になり、運動部で頑張ってます。
うちの子は喘息ではなかったため、どうしても必要という感覚がありませんでした。
早く習うメリットはない、と聞いたから。(←そんなことはないです)
友人のお子さんがベビースイミングで中耳炎になり
「早く習わせるメリットは別にないってお医者さんに言われたよ~」
と言っていたので、

と、なんとなく「じゃあスイミングはやめとこ」と思ってました。
今思うと、中耳炎なんて、なる子はなる。スイミング関係ない。という気がします。
早く習っていたおかげで、小1ですでに選手コース、学校ではどんどん進級
という「みんなより早い成功体験」を手にしている子もいるので、
メリットがないどころか、けっこうメリットじゃないか。と私は後で思いました。
メリット云々の話も、耳鼻科の先生はお医者さんですから、
「中耳炎の子はプールは控えてね」ぐらいのお話だったのではないかと思います。
習い事の中で、スイミングはまあまあ高額。
これが一番の理由です。これはうちの子の誕生にも少し関係しています。
うちの子は低出精体重児だったので、身体に全然脂肪がついていない(言い方悪いけど)「鶏ガラ」のような状態で生まれました。
脂肪細胞が少ない体質なので、水に浮くよりもダンスのようなメソッド系の運動がいいかも。
と思い、バレエと新体操を習っていたため、スイミングにまで行く余裕がありませんでした。
親が付き添って、着替えさせて、洗濯ものも出る習い事。
もう、お金ない。私もめんどくさい。
習い事をいくつかすると、送迎も時間とられるし、お月謝プラス習い事の道具のコスト、発表会の費用もかかるので
これ以上はやめておこう。というところに着地します。
これも後でわかったことですが、多くのスポーツは、7歳以降に始めても全然遅くないので、
それこそ「早く習うことにこだわる意味はない」そうです。
バレエダンサーの熊川哲也様もおっしゃってました。
「早期教育でたまたま成功した人がいて、勘違いしちゃっただけじゃないかな」と。
スイミングは、指定の水着がある場合初期費用がかかりますが、小学校で終了するので、結果的には新体操やバレエのほうが高額な習い事でした。
就学後に知った事実
クラスの半数が25m泳げる
小学校に入ってみたら、クラスの半分以上の子が、1年生ですでに25mは泳げる状態でした。

わたしが昭和の感覚で
「授業で入ってれば泳げるようになるでしょう」ぐらいにしか考えていなかったのですが、
そんなことはないと知った小1の夏。

と気づいた頃に、1年生の夏のプールの授業は終了しました。
学校のプールの時間が昔より減っている?
子供の学校では6~9月の体育と、夏休み中のサマースクールでプールに入りますが、
授業でプールに入る頻度は、なんとたったの、週1回。
これは学校でも差があると思いますが、少なめなんでしょうか?
学校のプールは、屋内プールで一般の方にも開放しているため、使えるコースや時間に制限があることと、
その中で授業で利用するには他の学年との調整もあり、
プールの季節に「今年はこの日です」という年度のスケジュールが発表され、
プールに入るのは決められた日だけなので、その日数で泳げなければ、今年の級は終了。

水泳の授業は週1回
私の中では「小学生の夏は授業でほとんど毎日水に入っている」というイメージがあったのですが、ちがいました。
考えてみたら自分はプールのない学校にいたのでこの認識に根拠がなかったのですが、なんでだっけ・・・
保育園では毎日水遊びがあったからか…?水泳部と勘違いしてたのかな…
熱中症の危険で、プール授業が中止に
今の時代。熱中症の危険があるため、気温が上がると、予定していたプールの授業が中止になります。

とわれわれ親世代は思いがちですが。
今の学校の基準は「気温31℃を超えたら屋外での運動は禁止」「水温が30℃を超えたら水泳は危険」とかの話。
す、水温30℃…?
私が子供の頃には、気温30℃を超えたら暑かった。
なんだか危険のレベルが違います。
たしかに炎天下、ぬるめの風呂に入っているような状態で小さな子供が運動したら。危険ですよね。
うちの実家の場合、水温15℃だから、今年は海びらきなし!
なんていうことはありましたが…(それも最近はないらしいですが)
ゲリラ豪雨でも、プール授業は中止
気温だけではありません。
大雨でもプールの授業は中止になるようです。
子供の学校は屋内なので、雨天は関係ないのですが、近隣の小学校では悪天候で中止になることも。
このごろの真夏のゲリラ豪雨なんて、泳いでる場合じゃないですからね。
そんな感じで、「夏はプール通いで、子供たちまっくろ」は、いにしえの暮らしになっていました。
「意外と子供たち、プール焼けしてないんだよね~」というのがお母さんたちの印象です。
保育園のほうが、水遊び毎日、休日は毎週近所の公園内のじゃぶじゃぶ池でまっ黒に焼けてましたが・・・
じゃぶじゃぶ池は就学後は入れないので、小学生で日焼けをしているのは屋外スポーツを習っている子だけ。
保育園の頃より白いよな~と思っていたら夏が終了していました。
今さらですが、保育士さんたち、ありがとうございました…。
大半の子が泳げるから、授業は確認程度
そんなわけで、1年生で泳げる子は半数以上いるので、
1年生の初めてのプール授業でも「クロールで25m泳ぐ。5級」ぐらいまで子供たちはいっきに進級します。
泳げない子供は「伏し浮き。8級」がやっとでした。浮くだけとか(´Д`
少数派の、泳げない子のために学校が指導をしてくれることはありません。
もう、スイミング行ってることが前提みたいになってました。
しかし、自分の子が「泳げないほう」の側にいるとなったら、心配になるのが親ごころ。
うちの子のように学年で1番身体が小さくて、なんでも周りより遅れてしまっていると、
劣等感につながらないようにと、フォローが必要になってきます。
クラスでもうちの子の次に小さい子はスイミングで選手コースにいるので、
問題は体の大きさではなさそうですが。練習量と経験か。
足りないぶんは、サマースクールで補講
これも学校によるとは思いますが、授業を補うべく、夏休みのサマースクールではプールがあります。
夏休みの最初と最後の5日間ずつぐらい、学校に行って1時間ぐらい泳ぎ、進級テストに向け練習できるので、
スイミングに通ってない子にとっては無料でプール練習できるチャンス。
もちろん行きます。
泳げる子は、学校のみんなと泳ぎたければ行くし、休みたければ行かないし、
スイミングですでに上手な子は1年生の時点で学校の級は進んでしまい、
スイミング教室の合宿や強化クラスに行ってしまうので、学校のサマースクールは少人数になるのも嬉しいところ。
行かない手はありません。
自然と泳ぎ苦手な子が集まるので、子供たちにとってもハードルが少し下がり、楽しく通えたようでした。
義務教育ありがとう…(これを1年生の時、何度言ったことか)
単発スクール4回ではやはり泳げず
というわけで、学校行ってるだけでは25mは泳げるようにはならないことが1年生の秋にわかりました。
泳げないのは、ちょっと乱暴にカテゴライズすると
- 天性の水嫌い(という子でも、スイミング行くと泳げるようになっているので、習いに行かない子)
- 親が無関心
- 貧乏・・・とまではいかないとしても、経済的な事情←うちがこれ
みたいな子だけ。ざっくりとですが。
※周りから「考えすぎ!」とよく言われる私の脳内でのカテゴライズです。

泳げないぐらいでそこまで悩まなくても全然いいとは思うんですが、
子供が早いうちから劣等感を感じてしまうのは、親としては見るに忍びない…。
いや小さい子だって泳いでいるんだから、これは単に訓練の問題だ。泳ぐ機会を増やさなきゃ。
ということで、「泳げない子クラス」「短期集中水慣れコース」
みたいなプール教室を探し、週1で1ヶ月のコースに申し込みました。
平日だったので毎週同じ曜日に仕事は半日休暇を取り、泳ぐ我が子を見学したけれど
子供は水遊びが好きでキャッキャとしているだけ。(´Д`;
泳げないまま、1年生の夏は終了しました。
お金と有給休暇無駄にした・・・。そこまで高くはなかったけども。(´・ω・`)
とはいえ、 何の習い事もそうですが、子供は「少しずつできるようになる」のではなく
「ちょっとずつ積み重ねて、ある日突然ガッと花開く」という生き物。
もしかするとこの、短時間のスイミング教室も、わずかでも役に立っていたのかもしれません。そう思いたい。
親(わたし)が教える
プロが指導しても、たった1ヶ月、1時間×4回じゃ全然足りない。
ということがわかったので
スイミングにやっぱり入れようか。もうちょっと自主練しようか。を
繰り返し悩みながらも、とりあえず週に1度プールに通うことにしました。
うちから一番近いプールは、「子供は、小3までは保護者が付き添う。保護者1人に子供3人まで。」
というルールがあるので、私が入らなくてはなりません。
がー。やっぱりきたか、ここでも親の負担。(金があれば解決できます)
プールなんて18年ぶり?ぐらいだ。
しょうがない。買うよ水着。最安のでいいよ。ポチポチ。(ネットで買う音)
屋内プールに親子で入ると、1回¥750。自分たちが子供の頃に比べたら
これも安い金額ではありませんが、土日の両方通っても、スイミングスクールより安価です。
しかも開館時間なら好きなだけ泳げるので、時間あたりにしたらもっとお得。
まあ、水泳そんなに何時間もしないけど・・・。
泳ぎ方はYouTubeで学習
毎週練習することにしたとはいえ、私は全然泳ぎのプロじゃないし指導なんてできないよ。
って話なので、何をどこから・・・としょんぼりしたのですが
そこはそれ。困った時のインターネット!
検索するといくらでも情報は出てきますね。
子供にはYouTubeの動画を見せまくりました。
特に役に立ったのが、「コナミメソッド」
「コナミスポーツクラブ」公式チャンネル提供の「クロールの教え方」①~④です。
こんなの出したらうちみたいにスイミング教室通わない子の助けになって、
入会の妨げになるんじゃないの?と、
通わないくせして心配になっちゃったりしますが、
通わない家庭はどうやったって通わないんですね。(うちです)
だったら動画を見せて公式チャンネルで収益を上げるっていうの、いいと思います。
ありがとうございます、コナミさん。
スイミング入れなくてすみません。このご恩は忘れません。だからチャンネルたくさん見ます。
泳ぎ方の動画のよかったところ3点
泳ぎ方を教えてくれる動画はたくさんあるんですが、
- 実際に子供が泳いでいる
- 水の中ではない練習方法がある
- 段階を分けて短時間で説明してくれている
という点がよかったです。
水泳に限らず、子供は「自分より、ちょっと上手い子」を見ると上達するな~
というのを、私は子供を見ていて小さい時から感じています。
一人っ子で、近くに親戚もいないわが家では
有料でどこかに預けるか、わざわざ誰かと約束して予定を作らないかぎり、
子供の相手は親がするしかありません。
お絵かきでも折り紙でも、大人がやってみせてもお子はやる気にならず
「作って」「描いて」になってしまう。
ところが、たまたま近所の子供が居合わせて一緒にお絵かきをすると、
普段何も描こうとしなかったお子が、突然これまで見たことのない「人の顔」を描いた、ということがありました。
大人でも、目標達成にはまず「ちょっと努力すれば手の届くところ」に目標を設定しよう、といいますが、
子供と大人のように、力に差が開きすぎていると最初から目標が遠くにあるように感じてしまうのかもしれません。
「自分よりちょっとだけ上手い」
「自分よりちょっとだけお兄さん、お姉さん」がやっていると、
「子供にできてる」→「自分にもできる」と思えるようです。
動画を見ただけでやる気が出た
子供、YouTubeに真剣に見入っていました。
特に、実際に泳いでいる状態の映像ではわかりにくい、
- 基本の姿勢
- 脚の角度
- 手のかき方
を、お子さんが水中ではなく、プールサイドやお部屋で実践してくれているので、
泳ぎながらああだ、こうだ言われるよりもスッと入ってくるみたいです。
「やりたい!」「プール行きたい!」と言いました。
よしよし。その調子。
動画1本1本が短く、3分以内で終わってしまう(!)ので、
YouTubeに張り付かなくても、空き時間でササッと見られました。
お茶でも飲みながらゆっくり~…と思って見ると、あんまり早く終わっちゃって、

と思わなくもないですが、
飽きやすい子供には短いぐらいの動画でちょうどいいのかも。
冬の間はイメージトレーニング
毎週プールに通うとはいえ、やっぱり予定が入ったり、
体調悪かったり、天気悪かったり、めんどくさかったりすると
通わなくなってしまうのが習い事ではないところの緩さ。(だめですね)
継続は力。続けるぞーと思っても、
着替えが寒い!プール点検中の待ち時間が寒い!
1度上がったら水入りたくない!と思い始めた11月頃から
なんとなく、行かなくなってしまいました。
スイミング行っている子は秋だろうが真冬だろうが泳いでいるので
これでは差がついて当たり前ですね…。
しかしお金かけてないぶん、

また来年がんばろう。
ってなれるのも自主練のいいところ(悪いところ?)。
私の大好きな、男子体操の内村航平選手が
「自分は繰り返し何度も練習しないタイプです」とおっしゃってたので、
怠け者母さん、その発言を自分が休む都合のいい理由にしています。
いや、それはもちろん集中して練習する時間があって、
さらに天性の才能もそろってる方の話
そこだけ切り取って素人が単にさぼる言い訳にしちゃいけないのはわかってますが、
でも「そういうタイプの人もいる」というのがなんだか、救いになりますよね!!
たしか、「体が疲労していたり、うまくいかない時に
練習量だけが上達の道、と思って繰り返し練習しても効果がないから
自分の演技のビデオを観たり、だめだったところを思い出して策を練る。
その後イメージしたことに集中して、実践する。」
みたいなお話をされていたと思います。
「自分のしたい演技をノートに描いていた」とか。
そう、イメージトレーニング!!
寒さに耐えて真冬に泳ぐより、
あったかい部屋で泳ぎの姿勢をイメージして~ (´∀`
冬の間は家でYouTubeを観たり、ゴーグルつけて風呂でもぐっていました。
そんな緩さで、2年生では「蹴伸び。5m。7級」に1歩進みまた夏が終わりました。
5mってねえ・・・。13mまであと少しのところで、息継ぎがまだできなかった。
ある日突然息継ぎができた
子供3年生の春。気が付けば「もう今さらスイミング行ってもな」
という学年になってしまいました。
習っている子はたくさんいるとはいえ、みんな小さい頃に始めているので、
3年生はちょうど、平泳ぎに入っている時期。
今から「クロールで25m泳ぐ」目的でスイミングスクールに入ると、
2学年は小さい子たちの中で習うことになってしまいます。

水遊びでキャッキャしていた子供も、級を進められずに2年生の夏が終わり、
「このままではちょっと恥ずかしい」と自覚してきたようで、
時々半袖を着るぐらいの気候になったとたん「プールに行きたい!!」と言いました。
それなら早めに特訓です。
結局、親や周りが「クロールさせよう」としても
泳ぐ本人のやる気が出なければ真面目に練習なんか、しません(でした)。
ほっといても、自分で「泳げるようになりたい」と思うまで、待つのが大事かな思います。
親が教える場合は特に、子供は「プールに遊びに来られて楽しいよ!わーい」だし、
親は「早いとこ泳げるようになって欲しい」しで、そもそも噛み合っていないので
つい叱ってしまったり、無駄な消耗をしがち。
プールに来ているよその親御さんを見ていてもそれをすごく感じます。
せっかく手間かけてプール入ってるのに、喧嘩してたんじゃもったいないですよね。
とっとと泳げるようにしたい親の側としてはイライラしますが、
子供が鬼ごっこだ、水遊びだとふざけていても、最初の5回ぐらいまでは(5回も!?)
じっと我慢して付き合ってあげましょう・・・。(いやですよね、わかります。)
大丈夫です。子供は単純なので、遊んでばっかりいてもやがて飽きます。
毎回毎回1時間プール鬼ごっこばっかりして帰っても、
帰宅後、YouTubeで「クロールの教え方」動画を繰り返し見せ続けると
「泳ぎたいな」と思うもの。思うはず。これも根気が少し要りますが。
典型的な小学生男子脳(女子なのに)のうちの子は、本人が「泳げるようになりたい」と思ったのが3年生でした。遅っ・・・。
「今日は水に慣れるだけでOK」
「子供が楽しければ、それでよし。」
水泳に限ったことではないと思いますが、この緩さが大事です。
これでやってたらいつ泳げるようになるんだか・・・(´Д`って気持ちにもなりますが、
結果的には大丈夫だったので、ここはやっぱり私は、「待ってあげましょう」と思います。
冬の間にしていた「イメージトレーニング」(自分たちの中で)を活かし、
まずちびっこプールを何度も往復してから、大人も入るフリーコースへ。
足がつかない深いプールでも怖がらない子なら、一緒にフリーコースで練習するほうがおすすめです。
深いほうが水から押し返される浮力も強いので、浮く感じを掴んで泳ぎやすくなります。
子供との練習は、まず「線(15m)のところで見てて~」と子供がどこまでなら泳げそうかを決めてもらい、
私はその位置に立ってゴールになっていました。
行けそうだから、とこっそり下がったりすると子供は不安になって怒るので、約束は守ります。
心配しなくても、達成するたびに子供が「もっと下がって!」と言ってくれるので、
割とすぐ、ゴールのラインは伸びていきました。
プールに通った回数にして3回、時間にすると9時間ぐらいでしょうか。
息継ぎらしいものができるようになりました。
息継ぎができたら1日で25m到達
最初は息継ぎも、顔が全部水面から出て、正面向いたままだったりするので
その場で修正していきました。
動画を見ていたおかげで、「あんな感じか」というのをすぐ思い出せるようで、
修正は難しくありませんでした。
3時間ぐらいの練習を1日で、クロール息継ぎ15m泳げた後、
その翌週に25mを泳ぎ切りました。
ゴールのラインに立っていたところで、子供が泳ぎ続けたので、
横を歩いて伴走のようについて行くと、プールの端まで到達。
顔が水面から出ているのか、息出来てるのかなんなのか、怪しい形ではありましたが
25m進めたということは、息はできているのでしょう。というレベル。
その日はもちろん喜んで達成会?をしました。私がビール飲んだだけ。
独学のフォームを綺麗に直していく
動画でメソッドを学んだとはいえ、自己流なので
顔が全部出てしまう、左右の手の高さが違って、それで曲がっていってしまう、
などの修正点がいろいろ出てきたのですが、25mは行けるという自信がついて、プールが楽しくなったので、
「次はこうしよう」という修正に積極的に取り組むようになりました。
まだ泳げない時に、違う!そうじゃない!こう!と頭ごなしに指導している親御さんを時々見かけますが、
打たれ弱い子だと先にやる気をなくしてしまうのでは・・・と心配になってしまいます。
うちの子がそうなんですが。
それに、叱るほうも疲れますよね・・・。
これまた泳ぎに限ったことじゃないんですが、
出来ないところの注意より、出来たら褒める。に徹する。特に小さい時は褒めるだけ褒めるのが有効です。叱られたらやる気なくなっちゃいますもん。
注意する時ははほんのちょっと、「膝が曲がってきたけど、疲れた?」と心配してあげたり
できた時に「今、顔が横向いててきれいだった!」「今、手が伸びてた!」
というと次からそのスタイルを保とうとします。
泳ぐのが楽しくなってくると「今どうだった?何点?」とか、採点を求めたり
自分でモチベーションを保つ時間も伸びてくるので、修正はそれからいくらでもできると思いました。
悪いフォームが癖になるほど長時間間違ったままでは困りますが、
子供はちゃちゃっと泳ぐ感覚を掴んで、1日2日の癖はすぐ治せるので心配いらないと思います。
自信がついたら泳げるお友達と遊ぶ
とりあえず、25mを達成したら、スイミングで鍛えたお友達とも恥ずかしがらずに遊べるようになりました。
これはその子の性格にもよるかもしれませんが、スイミングで習った子に泳ぎを見てもらって、
お友達の視点から「もっとこうするといいよ」と言ってもらうと参考になりました。
言われてみて、恥ずかしくてその場ですぐには直せないこともありますが、
私の参考にもなるので、後で練習するときにも役立ちます。
まとめ
学校の授業だけで25m泳ぐのは難しそう。
親が子供の頃よりも、学校の授業時間が減っていることと、
「もう泳げる」子が多いので、学校では丁寧な指導はありません。
そこまで学校に求めては先生がかわいそう。
スイミング行ってない子は、自分で練習しないと、泳ぐのは難しいと思います。
スイミング行って、早めに辞めても良かったかもしれない。
習っている子は「平泳ぎをマスターしたらやめる」子が多いみたいです。
うちは「クロール25mいけたらまあ、OK」にしたので
年中さんぐらいから習って、2年生でやめてもよかったかもしれない。
と反省したころに、泳げるようになったのでいいんですが。
バレエ、ダンス、剣道などは8歳から始めても全然遅くないので
「先に泳いで、心肺を強くしてから別のスポーツ」に移行するほうが
体育の対策にも、子供の体力づくりにも良かったんじゃないかと思います。
3年前の自分に教えてあげたい・・・。
習わせておけば、おばさんが無理して水に入ることもなかったよ。
とはいえそれも、習ったら習ったで「やっぱりあっちをやっておけば」みたいな迷いはついてくるもの。
正解はないのかもしれません。
習いたいと思ったことを選ぶ。結局それがベストです。
結果的には泳げたので、よかったです。(今ここ。)