ぴのこ小学生。
お年玉やおぼんだまを私に預けるのを嫌がるようになったので、ぴのこ名義の銀行口座を作りました。
お金の教育にも使っていこうと思います。
子供の銀行口座の開設手順。どこにする?何が必要?
お祝いやお小遣い、お年玉と、乳児の時からけっこうお金が入ってきます。
と。生まれた当時、心に決めました。
子供名義の銀行口座の目的
「子供のために」いただくお金は、子がいなければ入ってこない収入なので、しまう場所を分けよう。と考えました。
預けておくだけではなく、増やすにはどうすればよいのか。
どんな使い方をするのが幸せなのか。
小学生のうちからぴのこと一緒に考えるきっかけにしたいと思っています。
一度は管理を失敗しました
ぴのこが生まれてすぐ、ぴのこ名義のゆうちょ口座を開設しました。
ぴのこのためにいただいたお金はすべて、ここに貯蓄していました。
しかし。
産後から保育園時代、恥ずかしい話ですが、生活のお金が足りず、この口座からちょいちょい借りて、
気がつくと残高がなくなっていました。
いついくら借りたのかはすべて記録しているので今少しずつ返済しています。
そんな失敗のため、ぴのこは親戚からいただいたお金を一切私に渡さなくなりました。
それでいい。
自分で言うのも情けないですが、お金を預けてはいけない人もいるんだよ。
といういい教育になりました。
反面教師。
渡さないのはいいのですが、現金を札入れに入れたまま自宅に所持しているので、それはそれで気になります。
その札入れも子供の扱いでボロボロになり、お金さまを入れておくのがかわいそうな状態。
そこで、ゆうちょの口座は私からの返済用に残し、今回新たに子供名義の口座を作ることにしました。
本当に情けない話ではありますが、今は返せるようになっただけマシです。母子家庭。
どこに作る?
最初の口座をなぜゆうちょにしたのか忘れたのですが、今思うと思考停止で「子供にはなんとなく郵便貯金」という古い感覚が自分にあったように思います。昭和。
ゆうちょに新生児の口座を開設すると、お祝い金がもらえるキャンペーンがあったと思いますが、それだったのか忘れました…。
私が口座をもっていない金融機関だったので、新たな気持ちで作ったというのもありますが、別にゆうちょじゃなくてもよかったと思います。
昨今のかんぽ問題もあり、ゆうちょは大丈夫かな?という心配はぬぐえません。
ゆうちょは、電話のサポートはとても親切ですが、ネットバンクの手続きがわかりにくかったです。
利用するたびにもう解約しよう、と思いながら細々とまだ使っています。何もなければいいです。
私の子供時代
私が子供の頃はお年玉は全額、親に渡していました。
自分用の郵便貯金(当時)があり、毎年記帳はしていましたが、そういえばあれ、どうなったのかわかりません。
親からは、社会に出るまで仕送りも学費ももらったので、金額はもはや全然いいのですが、それでも少し気になります。
親に何度か聞きましたが、「どうなったか」をはっきり答えてもらえませんでした。
親も忘れたのかも。
全然いいのですが、子供ながらに、もらったお年玉を使わずせっせと郵便局に預けていたので、
気にしてしまうとなんだかすっきりしません。
将来自分もそうならないように、私はぴのこに完全に譲渡すること前提で口座を作ることにしました。
110万円からは贈与税がかかると聞きましたが、どうなんでしょう。また調べます。
そこまでは貯まりそうになったらまた考えればいいかと。
子供にも口座を開設できる銀行はどこ?
いくつかのネット銀行で検討したのですが、小学生には口座を開設できない銀行もありました。
↓どの銀行でもすべて、18歳未満の場合は親権者が代理で申し込みます。
子供だけでは開設できません。親権者=法定代理人です。
令和4年4月1日以降、成年年齢は18歳になります。
0歳から作れる銀行
- ゆうちょ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- 楽天銀行
- イオン銀行
- ソニー銀行
- 新生銀行※親権者の口座があることが条件
など。(2020年1月現在。)希望の銀行がもう決まっている場合はその銀行で確認しましょう。
15歳から作れる銀行
- ジャパンネット銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- じぶん銀行
必要な書類は?
銀行別に書いてみようと思いましたが、必要な書類はどこの銀行でも同じです。
「犯罪による収益の移転防止に関する法律」(「犯罪収益移転防止法」)と、金融庁の「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」で決まっているそうです。
1つでOKの書類
下記のいずれか1点で本人確認ができます。
すべて原本です。コピーは不可。
【未成年の子供】
顔写真つきの身分証明書があると1点で手続きができます。
- マイナンバーカード
- パスポート
【親権者(法定代理人)】
子供と親権者の性・住所が一致しているか、または続柄が確認できる書類が必要です。
- 運転免許証
- 個人番号(マイナンバー)カード(※「通知カード」は不可)
- 旅券(パスポート)・乗員手帳
- 運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付のもの)
- 在留カード・特別永住者証明書
- 各種福祉手帳(身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、戦傷病者手帳等)
- 官公庁から発行・発給された書類で、氏名、住居及び生年月日の記載があり、顔写真が貼付されたもの
組み合わせて確認する書類
上記の顔写真つきの書類(カード)が用意できない場合は、身分を証明できる下記の書類のうち、
いずれか2点を組み合わせて本人確認します。
【未成年の子供】
- 国民健康保険、健康保険、船員保険の被保険者証
- 実印を使用する場合の当該実印の印鑑登録証明書
- 住民票の写し
- 住民票の記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 戸籍謄本・抄本(戸籍の附票の写しが添付されているもの)
- 官公庁から発行・発給された書類で、氏名、住居及び生年月日の記載があるもの
【親権者(法定代理人)】
- 国民健康保険、健康保険、船員保険、後期高齢者医療、介護保険の被保険者証
- 健康保険日雇特例被保険者手帳
- 国家公務員共済組合、地方公務員共済組合の組合員証
- 私立学校教職員共済制度の加入者証
- 国民年金手帳
- 児童扶養手当証書・特別児童扶養手当証書
- 母子健康手帳
- 実印を使用する場合の当該実印の印鑑登録証明書(注9)
- 住民票の写し
- 住民票の記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 戸籍謄本・抄本(戸籍の附票の写しが添付されているもの)
- 官公庁から発行・発給された書類で、氏名、住居及び生年月日の記載があるもの
- 国税又は地方税の領収証書・納税証明書
- 社会保険料の領収証書
- 公共料金の領収証書
なんだか漢字が多くて読む気がしません。
めんどくさいので、子供のマイナンバーカードかパスポートを用意しましょう。
ない場合は作りましょう。
印鑑は作るべき?
私は、作っていません。
家にあった普通の印鑑:いわゆる「三文判」で
欠けていない、割と字体が好きな感じのものを持っていきました。
妹が嫁いだ時に、他の荷物のついでになぜかどっさり、送ってくれた印鑑が余っていました。
「もう(旧姓のは)使わないから」ということなのでしょうが、
なんとなくもったいないのもわかりますけど。
なんとその数、8本ぐらいありました。多すぎ。
好意で配送料もかけてわざわざ送ってくれたので、きれいなものをいくつか使うことにしました。
ほかの印鑑と混ざるとわからなくなるので
ぴのこの名前を書いたシールを貼って、ケースに収めました。
じゅうぶん銀行印っぽいです。
これは私が物をため込んでいたころに、郵便局で見つけて
と衝動買いしたケースです。
わざわざ買わなくてもいいとは思いますが、手持ちのものがあれば保管しましょう。
三井住友銀行にしました
開設しようと思ったネット銀行が、15歳未満に対応していなかったので都市銀行にしました。
- 乳児でも、子供名義で開設できる
- 家の近所や最寄駅にATMがある
- 私もサブバンクとしてよく利用している
- ネットバンクが使いやすい。
- お金管理アプリと連携している。
- ATM手数料が無料
- コンビニでも月3回まで手数料無料
以上の理由で三井住友銀行に決めました。
小学生なので、頻繁に現金を下ろしたり、ネットバンクを見たりはしませんが、行動範囲内にATMがあることと、アプリで見やすいのがポイントです。
ぴのこのiPad miniにアプリを入れました。
明細はアプリで管理するので、紙の通帳が要らない契約にしました。
Web通帳なら、ATM手数料が無料。
コンビニの提携手数料も月3回まで無料です。
子供用なのでキャッシュカードはキャラクター柄にしました。
ミドすけ…
微妙。って声もありますが、
かわいいと思います。なぜ、かわうそ??
有名なキャラクターには版権があるので、そんなところにお金かけるくらいならオリジナルキャラもいいと思います。
楽天銀行にはパンダのカードがあるので、子供にはこれもいいかなと思いました。
私のカードも変えたいです。
楽天銀行はランサーズの振込先なので一応持っていますが、引き出し手数料が高い(¥220)ので、まとめて引き出してはいつも空っぽです。
使いこなせていない…。
開設する支店は、ほぼ選べません。
せっかく口座を作るんだから、自分の好きな街にしようじゃないか!
と思いました。
調べてみると東銀座支店はなかったので、
銀座に行きました。
が。
通帳を作らない口座なので、結局自宅の最寄り駅の支店に開設するということでした。
銀座まで行ったの、無駄足かよ…(´・ω・`
三井住友銀行銀座支店はGINZA SIXにあり、ピッカピカできれいです。
なんだこれは。
ガラス張りの広い空間で、テーブルに置かれた端末から事前入力します。
が、入力しにくいので結局自分のスマホから送信しました。意味なかった。
しかも無駄足だったので、きれいな店内を見学しただけでした。
空間が未来的でも、やっぱり手続きには印鑑を押します。
紙ではなく専用のマットに押し込むと、きれいに画像データ化されて登録される仕組みです。
これはちょっと新しいです。でも印鑑。←しつこい
帰るときに気づきましたが、手続きを担当してくれた行員さんは、妊婦さんでした。
「ジュニアNlSAもありますよ」と紹介してくれたりしました。
こんなお母さんならお子さんのお金教育も安心ですなあ。
お元気なお子さまをお産みください…。←誰
まとめ
マイナンバーカードかパスポートを用意しましょう
銀行口座の開設には、子供の顔写真つきの身分証明書が必要です。
先に作っておきましょう。
手数料が無料の銀行を選びましょう
契約内容によってATM手数料が無料になります。
お金を貯めたくて口座作るのに、手数料払うなんて無駄です。
お金の教育を始めましょう
子供には
母さんに任せておけ。どーん。
…と言いたかったのですが、私の場合は早くもその志が崩れ去りました。
それから、ぴのこがらやたらお金が大好きな子なので、(単に紙幣や硬貨が好きらしいです)
小さい時は子供がお金お金言うのがなんかいやだな…と思っていたのですが、
せっかくお金に興味がある子なんだから、所有させて自分で管理させよう。と考えを変えました。
手続き後、ネットバンクはすぐ使えますが、キャッシュカードは3週間ほどで届きました。
ミドすけ、ちょっとピカピカしています。
子供にお金の話はしない、というのは古い価値観かもしれません。
子供と一緒に、お金の活用のしかた、上手な付き合い方をよく話し合って、私も学んでいこうと思います。
子供用の銀行口座も、子供自身のお金管理に活かしたいです。