学びが必要なのは、学生さんだけではありません。
どんな人も、一生、勉強します。
ワーキングマザーはいつ勉強する?時間の作り方
子育てが始まってから、
本を読む時間が減ったなー・・・。と思います。
学びたいこと
- 仕事に必要な知識をインプットしたい
- 資格取得の学習をしたい
- 語学を習得したい
- ウェブ、プログラミングの学習をしたい
これらの学習の時間を捻出したいと思っています。が。
勉強どころか睡眠時間も、ない…!
帰宅して、子供に食べさせて、風呂入れて、明日の支度して、子供を寝かせて、皿洗って、洗濯して…
時計を見ると0時。倒れるように眠るだけ。
いつの間にこんな時間に…と愕然とする毎日です。
なぜ時間がないのか。
お母さんだから、と言い訳はしたくないけれども。
子供が小さい時期はとにかく子供の生活中心です。
乳幼児期はもちろん、就学しても、親のサポートなしでは子供は生きられません。
保育園の時は連絡帳書きや、持ち物のしたくがありました。
小学校(中学年)でも、持ち物チェックは続いています。
宿題を見なくてはいけないから
小学校はプリントやドリルの◯つけ、音読を聞いたチェックを親がやります。
小学校の中学年になると慣れて10分程度にはなりますが、計算問題が3ページある日などはけっこう脳を消耗します。
学校の準備は個人差が大きく、できる子はできます。手のかからないお子さんもいるようです。
こんなに大変だなんて聞いてませんでした。
ひとりでできるお子さんが、心底うらやましい。
小学生になったら、子供に手がかからなくなって、保育園より楽になると思っていました。
違いました。
うちだけかもしれませんが、学校のほうがキツいです。
小さい子は、目は離せないけど、目を離さなきゃいいんだから楽でした。
子供と風呂に入るから
小さい子供(小4以下)は、1人でお風呂に入れません。
一緒に入り、お子の頭を洗ったり、拭いたりしています。
自分のためにゆっくり風呂に浸かった日など、この10年間で、5日もないと思います。
風呂、忙しい。
風呂も仕事。
寝かしつけるから
1人で寝られない子は眠るまで付き添いが必要です。
うちのお子は幼児期は眠くなると勝手にふとんに寝ていました。楽。
小さいせいか、保育園時代は力尽きて風呂で寝る子だったので、ベッドに運んで着替えさせて…を毎日やっていました。
寝かしつけ要らずで楽でしたが、運ぶのも仕事。
そして今は風呂で入浴剤で遊び、潜って遊び…。
出たら出たで着替えない。
着替えたら着替えたで「お水持ってきて〜」「耳掃除して〜」と、私はお子様の召使い…。
と言いたくなりますが、それが365日×幾年月(いくとせ)・・・。
諭すパワーなどだいぶ前に失いました…
今だけのこと。
俺、親だし。
と水分補給させ、
本を読まないお子にいまだに読み聞かせをし、
耳掃除をし、
私が自分の髪を乾かすのはだいたい23時です。
それでも時間は作るもの
時間は全人類に平等に与えられています。
時間はないのではなく、作るもの。
時間がなければ今していることを捨てるしかありません。
上記のルーティンは優先度が高く、辞めるイコール育児放棄。
努力で多少の短縮はできますが、今の私の生活で削ることのできない習慣です。
ということは自分の時間は分単位でもひねり出すしかありません。
1.すき間時間を使う
調べものは業務中に済ませる
こうなったら業務中も勉強です。
「あとで調べよう」は、無し。
その場で調べるしかありません。「あとで」が私にはないんや。
必要な書籍やサイトがあればその場で自分にメモのメールを送り、図書館のサイトで予約をします。
昼休みにインプット
昼休みは最大の学習時間です。
同僚とのランチはお誘いがあれば行きますが、なければ昼寝と自席ごはんです。
午後の効率化のために必ず昼寝をし、残りの30分で仕事か学習をします。
片手にコンビニごはんを食べながら読める、ビジネスニュースやプログラミング、デザインのサイトをひたすら読みます。
会社のチームに共有できそうな記事があればタスク管理アプリなどにコピペしておきます。
意識高いのではありません。
昼しか自分の時間がないんです。
通勤時間にリスニング
図書館ではCDつきの本も借りられます。
英語や外語語学習の本を借りたら、CDは.mp4ファイルに変換してスマホのミュージックアプリに入れます。
それを家でのPC作業中と、通勤電車と、道を歩いている時と、洗濯干す時にひたすら聞きます。
耳は暇なので、買い物行っても家事をしていても聴けます。
この「耳だけはひま!」な時間は本当に活用できます。
本も「聴き流し」ができるので、移動時間や家事中におすすめです。
Amazon Audible(オーディブル)なら、無料体験できます!1冊目は無料。
ちなみに月額は¥1,500ですが、いつでも退会できるので、まずは好きな本を探してみるのもおすすめです。
公園と、子供の習い事の待ち時間
やはり録音した情報のヒアリングをしたり、語学アプリを読みます。
あとは本や電子書籍を読めるのもこの時間です。
公園や、子供の習い事の待ち時間は長くてもあまり集中できないので学習時間としての質は低いのですが、
と思うと長い時間子供を遊ばせて待てます。
毎週毎週、土日はずっと公園にいました。昼から日が暮れるまで。
混雑した電車で手を使えない時でも耳は暇なので、「外国語と日本語を交互に話す」メニューのあるアプリを使うと便利です。
私はヨーロッパの語学学習にnemoというアプリを使っています。→ App Store “Nemo”
英語ならもっとたくさんのアプリがあります。
手が使えるようになったら操作して学習します。
そもそも手が使えないほど混雑した電車に乗る通勤生活をやめたいです。
保育園と小学校では抜け出せませんでした。中学進学のタイミングでなんとかしたい。
通勤時間無駄…
2.必ずやると決める
隙間時間は積み重ねで大事ですが、集中に欠けるので学習の質は下がります。
まとまった時間が必要な学習は、毎日と決めて日常に組みこむしかありません。
毎日30分間の勉強時間を確保する
家事と同じように、勉強時間を決めます。
必ず子供が寝ている時間です。
30分なら作れると思います。
30分以上作れる人はすでに学習時間を取れている方だと思うのでそのままご継続ください。
私は寝る前の30分間を毎日必ず学習時間にしています。
呑んだ日でも、土日でも、祝日でも、とにかく毎日です。
1日でも休む日を作るとやりたくなくなるので、休まないと決めたほうが、むしろ無理なく続けられます。
保育士試験と整理収納アドバイザー資格は、毎日寝る前30分の学習で合格できました。
子供が寝てから風呂を掃除し、自分の髪を乾かしながらテキストを読み、乾かし終わると添削課題を書いてから寝ていました。
PCやスマホ端末の光は寝る前に見ない方がいいのですが、私は朝起きられないので寝る前にPC仕事もしてしまいます。
たぶんこれが悪循環なのもわかってはいるのですが、早く寝ても朝起きられないので夜型の仕事を継続している状態です。
子供が自分で寝られるようになったら改善したいとは思いつつ、朝型か夜型かは遺伝子で決まっている説を今は信じているので、私はこのまま老人になっても夜起きて朝寝てるのではないかな?と思っています。
お母さん=早起きでなくてもいい
朝型の人は子供と寝落ちして、朝起きるとよいと思います。
私は早起きに3年間挑戦してどうにもこうにも無理だったのであきらめました。
もっと早くあきらめればよかった。
お母さんになったからって、朝早く起きられるとは限りません。
寝坊な親もいる。
私は夜早く寝ても朝は起きられず、起きても眠くて使いものになりません。
自分は夜型+ロングスリーパー(7時間以上寝ないと体調が悪い)とわかったので、やることは寝る前にやると決めています。
どの時間に学習するかは、ご自身の生活サイクルと体質を考えて組み立てましょう。
他人のアドバイスはあくまでもその人に合う方法。自分に最適なのかはわかりません。
夕食後の30分
うちは子供の咀嚼が遅く夕食に時間がかかるので、一緒に食卓にはつきますが、私は先に食べ終わり、自分の時間にします。
子供の隣でその日の家計簿とメールチェックを済ませ、洗濯を干したらピアノの練習をしています。
だいたい30分です。
これも曜日関係なく毎日やります。
3.効率化する
テキストはデジタル化してスマホにIN
図書館で借りた本は持ち歩かず、スマホで撮ります。
スキャンなんてきれいなもんじゃありません。字が読めればいいので、片手間にバチバチ写真に撮り、それを通勤中や子供の習い事の待ち時間に読みます。
ピアノはYouTube
譜読みや耳コピ用のインプットは洗濯を干しながら、夕飯の調理をしながらYouTubeをつけっぱなしにして片手間に聴きます。
今はピアノの先生のYouTubeチャンネルがあり、ゆっくり譜読みと片手ずつの練習を弾いてくれる動画があるので
とても便利です。中学生の頃にこの動画欲しかった・・・。
読書もYouTube
話題の書籍は、読んでくれたり解説してくている動画を探して、歩いている時間や会社の業務時間に聞き流しています。
私の仕事は音楽や音声を聴きながらの作業OKなのでインプットに助かっています。
自分で読書していませんが、書いてあることの要点がわかればいいのでまあいいかなと思います。
好きな本があれば、Amazon Audibleもいいですね。とりあえず無料で視聴してみましょう!
4.学習以外はやめる
時間は本当にないのか。やらなくていいことをしていないか。
もう「やらなくても死なないことはやめる」ぐらいに徹底しました。
SNSをやめる
facebookとツイッターを見るのをやめました。
見ない習慣にすると、たまに見ても疲れるようになり、見ないことに慣れました。
猫と暮らしの写真が好きなので、Instagramはたまに見ています。
自分では、休日に猫や部屋を撮れた時だけアップしています。
遠方の友人の近況は月に数回見に行けばなんとなくつかめるので、毎日見る必要はないことがわかりました。
時間を奪われるSNSのコメントや返信はやめました。
友人の退院や出産など、よほど大事な件を知ったらコメントを書くより直接LINEします。
家事をやめる
食器洗いはすべて食洗機にしました。
鍋とまな板ぐらいしか洗いません。
食材の買い物は生協の宅配にし、スーパーにほとんど行かなくなりました。
調理も、下ごしらえ済みの食材を宅配で買い、野菜を切る回数を減らしました。
消耗品はヨドバシドットコムで買うので、ドラッグストアーにも行かなくなりました。
買い物に行かなくなったのに、支出はなぜか減り、食事はおいしくなりました。
無駄がなくなったのでしょうか。
ついでに小麦粉を食べるのをやめたらなぜか出産以来の持病の血圧が下がったので、病院にも行かなくなりました。
小麦粉と血圧の相関関係はわかりません。
テレビをやめる
テレビはもともとニュースと子供番組しか見ていませんでしたが、ニュースも見るのをやめました。
テレビは数字(視聴率)を取るために、人の不安を煽るように作られているそうです。
見て楽しいことはあまりないので、やめて正解でした。
あと、CM多いです。ひっぱるのも長い。無駄が多すぎます。
天気予報はスマートスピーカーが教えてくれます。
今は子供がテレビを観ているので置いていますが、今のテレビが壊れたら次は買いません。
テレビの話題についていけなくなりますが、今どきテレビの話題を聞いても
この人、暇なのかな・・・
と思うだけなので、話す人を選ぶ基準にもなり良いかもしれません。
ニュースはLINEニュースとYahoo!ニュースのタイトルだけが目に入って来るので、世の中で起きていることはなんとなくはわかります。
ソシャゲをやめる
以前はポケモンGOとツムツムをやっていましたが辞めました。
単に飽きたからなのですが、ゲームに費やした時間がもったいなかったなと思います。
ツムツムはレベル122 ポケモンGOはレベル34です。
その時は子供と一緒に楽しんだので、いい思い出ということにしておきます。
ゲームは本当に人生の時間を奪います。
メールを極力やめる
メールは夜まで見ません。
メールは細かい選別、選択をたくさんする作業なので脳が疲れるそうです。
返信も「承知しました」ぐらいしか送りません。
メールも既読つけられるといいのに。(開封通知じゃなく。)
仕事に関する用件はChatWorkかSlackでタスク管理するので良いかなあと思います。
メールで「お世話になっております。」とかくると
暇なのかなー。
と思ってしまいます。
スマホの通知はOFF
上記のことを全部辞めるには、スマホの通知を切ると静かに暮らせます。
画面にバッジが出ていると、気になってアプリを開いてしまいます。
通知を切るとスマホの画面もアイコンだけが並んですっきりします。
まったく見ないのではなく、自分が見たいと思う時には入るので、LINEはまとめて見ています。
5.やらざるを得ない状況に追い込む
勉強というより実践(副業)で学びます。
クラウドソーシングで仕事を受注すると、納期が決まっているので、必要な知識は短時間で集めないと間に合いません。
資格試験も試験の日に向けてスケジュールを立てるので「テキスト1日2ページ」「土日に課題1単元」などを決めやすいです。
6.<おまけ> 意識して寝る。
意外な方法ですが、「あえて寝る」。
実はこれが一番大切かもしれません!
子育て10年でやっと気づきました。
寝たほうが効率的に動けます。
寝ると、起きている時間のパフォーマンスが格段に上がります。
毎日自分の時間を作って6時間寝るより、7時間寝たほうが仕事も学習も効率が上がります。
人間の睡眠時間は1日6時間では足りないそうです。
睡眠に関するいろんな本にも書いてあり、お医者さんも断言しています。
どうしてもそんなに寝られないよ!って人は、転居や転職をしてでもまず寝る時間を作らないと死ぬそうです。
なので、
というときでも、落ち込むことはありません。
ぐらいに思いましょう。
私はそう思うことにしています。
たくさん寝ると、
- 痩せる
- 健康になる
- =病院代が減る
- 光熱費が減る
など、いいことが増えるのでおすすめです。
学習の話じゃなくなった。
7.<番外編>子供を自立させる
これも直接は自分の学習時間ではありませんが、「子供に手がかかって自分の時間がない。」ならば。
子供に早いとこ自立してもらいましょう。
自分でやったほうが早いことでも、ひとつひとつ、子供1人にさせていくよう促します。
毎日毎回声をかけます。
何年もかかります。
根気のいる作業です。
宿題出しておいて、とか。洗濯出しなさいとか。靴そろえてとか。
もう、100回ぐらい言ったんじゃないのか・・。
ってことばっかりです。でも今日も言います。
冬休み前、子供が学校から持ち帰ったロッカーの荷物がこちらでした。
なんでこうなる…
プリントはぐちゃぐちゃにしないで持ってきて。
学校のロッカーにためないでね。と言い続けていますが・・・。
これからいつまで言えば片付けられる日がくるのか、
まとめ
隙間時間を活用しましょう
隙間時間は、隙間ですが、1日5分は7日で35分。4週間で140分。
何もしなければゼロですが、月に2時間以上ならまあまあの時間です。
勉強以外のことはやめましょう
さすがに5分ではまとまったことができないので、色々やめるのはおすすめです。
寝ましょう
意外なことですが、効率よく学ぶためにたっぷり寝ましょう。
「寝るために家事やめる」ぐらいの意識改革がおすすめです。
子供を自立させましょう
お世話を手放さなければ、子供は小さい子のまま、おかあさんは召使いのままです。
はじめは「自分でさせるほうが遅い」「よけい邪魔で手伝いになってない」ものですが、これを超えたところに親子の自立があるようです。
かんばりましょう。
二宮金次郎さん、私の小学校にはありませんでした。
こんなの勉強にならんだろ。って思ってましたが、
働くお母さん、まさにこんな感じかなあと今、身をもって感じています。(自分を投影してみました。)
おしまい。