新型コロナウィルス対策で、テレワークをしています。
テレワークをやってみて感じたことを書いてみました。
→テレワークの意外な効果!テレワークのメリット
→過労に注意。テレワークのデメリット
今回は、「会社でも、家でも変わらなかったこと」をまとめます。
テレワーク中です。家でも会社でも変わらないところ。
まる2か月間、1日も出社していません。
自宅では1日8時間はPCに向かっています。
というところを挙げてみます。
チームでのコミュニケーションがある
会社では4人のチームで仕事をしています。
チームの人とは毎週定例ミーティングをしていますが、テレワークになってからも同じ曜日に、司会と議事録も同じローテーションのままで、変わらずにミーティングをしています。
変わったのは家にいることと、zoomを使っていることですが
画面共有もできるし、まあ同じ感じで進められていると思います。多少の雑談も挟みます。
自宅の方が集合が早くなったり、気持ち早めに切り上げたりして、ミーティングの時間は少し短くなりました。
家に長くいるので自分のペースができてしまい、
毎週同じ時間にミーティングするのは正直面倒に感じることもありますが、週に1度なので、たまに会社の人の声を聞くのはちょっと楽しいです。
4人という人数もちょうどいいのかもしれません。
あと、チームの中に嫌いな人がいない。これ大事。
私は極力誰とも話さずに仕事をしたいほうですが、もっと雑談をしたい、人と話したい、という人もいるようです。
あ、でもうちにはぴのこと猫がいるからかもしれません。
1人暮らしで2ヶ月自宅で仕事していたら、寂しいかもしれません。
評価軸が数値化されている(対応件数、目標達成率など)
私の会社での仕事は、対応した件数が毎日記録されている業務があります。
エクセルの関数で自動的にカウントするシートがあり(チームの人が作ってくれました)、自分で数えなくても
数字が毎日出ています。
それで繁忙期がわかったり、何かサービスに対して施策を打った場合の影響を計測しています。
この件数が安定的に継続できていると評価の目印にもなります。
今回急にテレワークになったのですが、私の仕事の場合はこの対応件数が出勤時と変わっていないので
在宅でもパフォーマンスが落ちないことを証明できました。
昼寝ができる
テレワークでは昼寝ができますが、これは出社時と変わっていません。
私の勤めている会社では、お昼に「午後の業務効率のために昼寝を推奨します」という放送が流れ、
オフィスビル内に昼寝スペースがあります。
「昼は15分程度寝ましょう」と会社が言っているので、私は昼休みには会社でも毎日寝てました。
テレワークになってから、なぜか昼に全然眠くならないので、むしろ昼寝はしなくなりました。
通勤時間が減った分、体が疲れないのと、睡眠時間が増えたからだと思います。
音楽やYouTubeを聴きながら仕事ができる
これも、もともと会社でも勤務時間中に音楽かYouTubeを聴いているので、変わっていません。
会社では話しかけられた時にすぐ対応できるように片耳だけイヤホンを入れています。
「話しかけるなオーラ」は出さないように会社では気をつけています。(社内にはばんばん出している人もいますw)
テレワークでは大きなゲーミングヘッドセットをつけています。
今使っているのは自前のですが、テレワーク用として会社に申請すればたぶん費用はもらえます。
事前に確認とってないし、もともと自分が欲しかったものなので申請しませんが。
9年前に在宅勤務をした時は、家のテレビをつけていましたが、
今はYouTubeをラジオがわりに聞くほうがおもしろいのでテレビはまったく見ません。
休校後はぴのこがテレビを占領して、1日じゅうゲーム実況をつけています。
音楽を聴くと仕事にならない職種の人もいるので、社内でもイヤホンを使っているのは一部の人だけですが、
私はまわりの話し声や電話対応の音が耳に入ってくるほうが集中できないので、
自分の好きな音を聴くようにしています。
ランチやコーヒーが美味い
出社しなくなって唯一残念なのは、社食のランチと、カフェのコーヒーがなくなったことですが
家は家で自分の好きな豆でコーヒーを淹れているので、これはこれで美味しいです。
肉を焼いたりカレーを炒めたり、お菓子を食べたりしているのも家の良さ。
会社でも好きな時間におやつは食べていたのでこれもほぼ変わっていませんが、
さすがに肉やカレーは会社の自席では食べられないので(たまに食べている人はいますが)、
という感じです。
会社ではおにぎりとかコンビニスイーツを食べていましたが、そのほうが高くつくので
テレワークのほうが食費は節約できています。
まとめ
どこで働いても同じ。は強み
昼寝して、YouTube聴いて、好きな時におやつ食べて・・・と、そもそも会社にいる時から何やってんのって話ですが
別に業務効率が落ちていなくて成果を出していればまあいいんじゃないでしょうか。
電話対応や客先への往訪のある職種の方はもちろんイヤホンつけながら仕事はできないのですが、
私から見るとそういう人たちは外でコーヒー飲んでたり、1日に何度も喫煙所に行ったりしているので、
休憩の回数でいったら多いように思っています。
気分転換の方法は人それぞれ。自分のいいように調整したら良いと思います。
昔のおじさんたちは「喫煙所で情報交換ができる」とか言っていましたが、
今の時代は、さすがにきれいな空間で本でもネットでも読んだほうが有益な情報があると思います。
場所を選ばない働き方に
これを書いているちょうど今日、会社から
「アフターコロナも、テレワークを推奨していく方針です」というお知らせがありました。
嬉しいです。
おまけ
新型コロナは大変だけど、今後に期待
これまで、子供のそばにいたいから、通勤時間がもったいないから、と言っても、在宅勤務は認めてもらえませんでした。
↑上記の通り、対応件数が落ちないことを提示してもだめでした。
「会社に来た方が仕事ができるに決まっている」「家ではさぼる」「働き方を管理できない」
しまいにゃ「あの人ばっかり家にいてずるい」という人たちから何度も何度もつぶされてきました。意味わからん。
会社から、面倒な奴だと思われてはつまらないので、もう在宅勤務のことを話すのはやめました。
あきらめて沈黙を続けました。
この会社で子育てしながら働くのは無理だからと、退職していったママ社員を何人も見送りました。
家族の体調が悪いので、守りたいから、と退職していった人もいました。
それってうちの会社じゃ家族を守れないんですね、ってなんだか悲しかった。
それが新型コロナが流行したとたんの、テレワークの推奨。
コロナのおかげ。と今いうのはとても不謹慎ですが、新型コロナが流行らなければこの願いはかなわなかった、と思うと
この変化をチャンスととらえて、今後に期待したいと思います。
あきらめて辞めていった人たち、戻って来てくれないかなーなんてことも思ったりします。
再雇用。
感染がおさまったら、またもとの満員電車、に戻らないように
今はしっかりできることをします。
今後もテレワークが継続できるように、と、テレワークが始まった2月は頑張りすぎてしまって
やや過労気味になりました。
テレワークが延長されて2か月がたち、最近やっと家でも無理せず働けるようになってきました。
朝、「今日はAさんは沖縄です〜」みたいな挨拶から
スタートできる働き方になるといいね、と今日チームの子らとチャットしていました。
そうなるともはや、東京住む意味もなくなるなー。
ぴのこの習い事の都合で、まだしばらく東京にはいたいと思っていたけど、
それも別にどこでもできるのかな、と思い始めました。
ここでなければいけない、という思い込みを捨てると選択肢が拡がります。
アフターコロナに、いい世界がひらけますように。
と、おまけのほうが長いエントリーになってしまいました。