子供の鼻に、ほくろができていました。
そのほくろがみるみる大きくなってしまったので、病院に相談に行きました。
子供のほくろ除去。気になるならカウンセリングを受けましょう
ほくろは、生まれたときにはありませんでした。
小さいころの写真を見ても、ほくろはありません。これは4歳の時の写真。お肌つるつるです。
(いちご狩りで、外で食べている写真です)
成長するほくろ
ほくろが現れたのは6歳ころ
子供の鼻に、ちょん、とほくろができたのは6歳ぐらいの時でした。
いつのまに。
7歳の時の写真がこちらです。
その頃の大きさは、このぐらいです。
これも個性よね、とまったく気にしていませんでした。
8歳。ほくろが濃くなった
成長とともに、ほくろもちょっと大きくなっていました。
とは思ったものの、皮膚も伸びるし、まあそんなもんだよね。
ぐらいに考えていました。
この頃、子供はゴミみたいで気になるようで
「こんなの、やだ。」と、すこし気にしているようす。
「ほくろって、レーザーっていうきかいで取れるみたいだよ。
おとなになって、いやだったら取ってもいいんじゃない」
と気軽に話していました。
子供は
「えー!!取りたい!!」と言っていましたが、
と、その時は聞き流していました。
9歳。ほくろがさらに大きくなった。
そんな感じで、それもかわいい。と思っていたほくろでしたが、
子供の成長とともに、なんだかやっぱり大きくなってきました。
顔の影になる部分なので、当時の写真を見てもほぼわかりませんが、はっきり「黒い点」になっていました。
10歳。ほくろがもり上がってきた。
急に気になり出したのは4年生になってからでした。
ほくろが、モリっとしてきたんです。
かわいい、ではなく悪目立ちする感じに
個性、かわいいと思っていたほくろですが、さすがに半年で倍ぐらいのサイズになってくると
どこまで大きくなるの・・・(´д`|| と心配になってきました。
生まれつきあったならともかく、はじめはなかったものですから、気になります。
見なれていないせいもあり、子供の顔を見るたび、ほくろに目がいってしまうように。
爪でかいて、血が出ることも
ほくろが出っぱってきたせいで、本人も気になって、さわってしまうようになりました。
時々爪でボリッとかいてしまい、出血することもありました。
ガリガリかいて、かさぶたになり、ほくろなのか、かさぶたなのか、よくわからん状態が続くことも。(´Д`
ほくろはなんでできるの?
そもそも、なんでほくろが出来ちゃうんでしょうか。
ほくろは色素細胞のかたまり
ネットで皮膚科のお医者さんがコメントしている記事を読みました。
「ほくろは、メラニン色素を出す色素細胞の良性の『できもの』。」
できる原因は、紫外線などと考えられているそうです。
思い当たることといえば、海、としまえんのプールでしょうか。
言われてみれば、長時間海に行ったのは小学校に入ってからです。
遺伝子に傷がつくことで発生する
ほくろについては、
- 紫外線の害
- 紫外線などの外からの刺激によって、遺伝子に傷がつく
- 遺伝子の傷を修復しているのかも?
などの説があるそうですが、はっきりしたことはわからないようです。謎・・・!
日焼け止めで防ぐほうがいいそうですが、もうできちゃったほくろはどうしたらよいのでしょう。
もっと紫外線予防しておくべきでした・・・。
子供のほくろを取っても良いのだろうか問題
自分の顔面のことなら、病院行って取っちゃえ!と簡単に考えますが(病院行ったことはまだないですが)、子供の場合はどうしたらよいのでしょうか。
レーザーでも手術でも、顔に傷をつけて、これから成長していく子供に悪い影響はないのか。
ほくろは美容のことだから、子供が気にすることではないんじゃないか。
ほくろを気にするなんて、私って毒親なんじゃ。
でもやっぱり気になるし、血ー出してるし。
それでも毎日顔を見るたび、子供は鏡を見るたび気になるわけです。
もともとは、なかったので。
感情ではなく、実際困っているから、知りたい。
そうなんです。もともとは、なかったんです。
現実問題、いらないものが出てきた。ということ。
生活上、爪で傷つけたりしてしまっているので、困っている。ということ。
ここを考えて、とりあえず病院行った方が早いな!と思うことにしました。
「美容のことなんて子供は気にしなくていい」とか
「ほくろぐらいで、気にするなんて毒親」というのは、ただの感情です。
そういうことではなくて、気になることは気になるんだから。と単純に考えることにしました。
皮膚科に行きました
子供も診療してくれるのかなーと心配だったので、一応ネットで調べて、
子供が小さい時からかかりつけの、近所の駅前の皮膚科に行きました。
そこは手荒れや水いぼなどの保険診療で通っていますが、
たまたま、レーザーやシミ治療などの自由診療(保険適用外)の診察もしている皮膚科です。
いま、美容の自由診療もしている皮膚科は多いので、「保険適用ではないかも」という前提で
まずは相談してみましょう。
あっという間に診療は終わりました
当日は、ほくろを見せて、悩みを話して、先生の説明を聞いただけ。すぐ終わりました。
診療時間、10分ぐらい。はやっ。
先生は、やる気なし。
通っている皮膚科には何人か先生がいて、女性の先生だといいなーと思ったのですが、
この日担当したのはやる気のないおじさん医師でした。
こう言っては失礼ですが・・・。
ざんねん・・・
まさに「子供のほくろなんて取らなくていいでしょ」というスタンスで、話が終わりました。
お医者さんいわく、
「物理的に不便だから取るという選択はありです。
毎朝、ひげそりのたびに引っかかるからとか。
私の母親も、孫ができてはじめて、孫が顔のほくろをいじるから取りたい、と言い出しました。」
ハア、そうですか・・・(あなたのお母さんの話は、別にいいんですが・・・)
「でもそれが、本当に顔を切ってまで取りたいかどうか、ってことですよね。
麻酔をしますから、子供が暴れたりすると、こちらも困りますし」
いやもう10歳過ぎてるんでさすがに暴れることはないかと・・・。
「困ります」って、あなたがそう思うだけですよね・・・。
てか、麻酔ってそんなに痛いんですか。
うん、でもたしかに、顔面に麻酔、痛そうです。(ここでちょっとびびってしまう)
わかったこと。レーザーではほくろは取れない。
わたし「レーザーで、パチッ。パチッって感じなのかと思っていました。」
↓私のイメージです。黒いところをパチパチ焼くと取れる、という感じ。
お医者さん「ああ、それはね、ちがいます。レーザーは肝斑とか、うすいシミだけですね。
ほくろは根こそぎ取らないと、また出てきます。
レーザーでは取れません」
なるほど、私が考えていたよりも、まさに「根は深い」ようです。
ほくろは、メスで切って、縫わないと取れないとのこと。
お医者さんが「子供には我慢ができないと思う」というスタンスで話すので、
そこまで大きな話になっちゃうんだったら、さすがに怖いし、子供がかわいそう、と思えてきました。
「じゃあ、やめておきます。」
ってことで、カウンセリングは終了しました。
<注意>自由診療(保険適用外)は、相談だけでもお金がかかります。
ほんの10分間お医者さんと話をしただけですが、自由診療のため、かかったお金は4,400円でした。
初診料¥3,000+カウンセリング料¥1,000。
病院によってこのお値段は全然違うと思うのですが、
先生が最初からやる気なかったせいもあり、
なんだかなー・・・。(´・ω・`・・・。 とお金の無駄づかい感でしょんぼりする結果になりました。
ほくろについてのパンフレットと、取る場合の料金表をもらって帰ってきました。
除去する場合は、ほくろの直径が大きくなるほど料金も上がる
私の行った皮膚科をはじめ、ほかの病院もインターネットで見たところでは
ほくろの大きさによって、手術の料金も変わるようです。
直径が1ミリ大きくなるごとに、1,000〜2,000円単位で追加という感じ。
大人になってからよく考えて、といっても
その間にどんどん大きくなったら、そのぶん邪魔だし、悩むし、お金もかかるんだな。
と思うと、なんだかすっきりしません。
セカンドオピニオンを受けてみよう
カウンセリングを受けて、今回は取りません、と返事はしたものの、
あまりにもお医者さんにやる気がなさすぎて、もやもや感がぬぐえなかったので、
別の病院も探すことにしました。また別エントリーで書きます。
まとめ
ほくろは取るべきか
かわいいぐらいならいいのですが、悪目立ちする、気になる、ひっかかって物理的に不便、など
生活に支障が出るなら除去を検討しても悪いことではありません。
ほくろ自体にはメリットはないとのことです!
ほくろは、いらないもの。
ほくろは手術しないと取れない
薄くする程度なら、「レーザーを当てて少しはがす」方法もありますが、再発します。
取り除きたいなら、麻酔をしてほくろの部分をメスで切り、縫う治療になります。
手術、こわい。思ったよりでかい話なので、子供にはちょっと・・・とびびってしまいました。
子どものうちに取ってもよいの?
顔に傷はつくので、親の判断だけで取らないほうがいいでしょう。
子供が気にしたり困っていて、自分の意思で決められるならよく話し合いましょう。
取る場合は痛い思いをするので、がまんができる年齢になるまで待ちましょう。
専門家に相談しよう。
今回のお話は、実際にカウンセリングをうけるまでの記録です。
ほくろの場所や大きさ、本人が困っているケースによってちがいますので、
気になるかたはお医者さんにまず聞いてみましょう。
皮膚科で相談してみてください。
自由診療の場合はお金がかかることがあるので、ご注意くださいね!
読んでいただいてありがとうございました。