手の爪まわりの小さなささくれ。
いつものように、爪切りで切っただけなのに…。
悶絶の日々が始まりました。
ささくれが腫れた!ひょう疽(ひょうそ)で激痛、病院へ。
「ひょう疽(ひょうそ)」というらしいです。こんなに痛いとは。
いつも通りに切っただけ
普段からささくれはよくできます。爪切りでカットしていました。
ほそーいささくれなら痛みも少なく、忘れているうちになくなります。
そういえば今回のささくれは、1ミリぐらいと太め?でした。
根っこのところが痛く、ちょっと、カットに失敗したかなー?ぐらいに思っていました。
痛くて眠れない
いうてもささくれって、痛いは痛いものなので、多少のズキズキや引っかかり感があっても
そこまで気にしてませんでした。ばんそうこうを巻いて放置。
水仕事も普通にしていました。
3日後ぐらいからでしょうか。指全体にひびくような、ズキズキする痛みが出てきました。
脈と一緒に ズキンズキン!!とする感覚です。
痛くて目がさめてしまう。
眠りが浅い。そんな状態になりました。けっこう痛い。
実家から来ていた母に
ささくれ切ったとこが痛いんだよ~ズキズキする
と話したら
「ズキズキってことは…バイキンが入ったのよ。」とのこと。
菌かあ…。
先日、外耳炎にもなったのですが、なんだか末端から入ってくる菌に弱くなってる気がします。
これも老化でしょうか…。(ノД`)
ささくれ、痛いからネットで調べた
「ささくれ 腫れた」「ささくれ 痛い」などで検索したところ、どうやら菌が入って「ひょう疽(ひょうそ)」という状態らしい?…ということがわかりました。
連休が明けたので病院はあいてるけど、休み明けでこみそうだし、仕事忙しいから通院で抜けたくないし、めんどくさいし。
できれば自力で治したい…。そこでいくつか見つけた方法を試しました。
ささくれの腫れに民間療法:砂糖が効くらしい→だめ
砂糖が効きました という素敵な記事を見つけました。
なるほど~。砂糖には防腐、抗菌効果があるというし、(砂糖には正味期限がないとか)
効きそう!ありかも。
と 読んですぐに会社のカフェ(社食)に駆け込み、スティックシュガーをもらってきました。
・・・えーとね、サラサラして全然患部につかないぞ…?
あ、上白糖にしてくださいね、と書いてあったしグラニュー糖じゃダメなのかな? → 今思うと多分だめ
これを2日続けたけど、だめ。悪化した感じもないけど、まったく良くもならない。
痛い…。ささくれは痛いまんまです。
抗菌薬を塗ってみた → だめ
そういえば菌にも効く軟膏持ってたのでした。
先月外耳炎になった時耳穴に塗った薬。これでどうだろう!
リンデロン-VG 軟膏です。
こちらも砂糖グラニュー糖と併用して(それがいけなかったのか、そもそも全部間違いだったのか)
全然効きませんでした。
やっぱり何も変わらない。指は傷以外の場所も、ちょっとぶつけると響くような痛み!
受診しました
悪化してる様子もないけど、いっこうに痛みが引かないので、ネット見てたら「手術」とか「切断」とか いよいよ怖い記事がヒットしてしまい
え・・怖いどうしよう(涙目)
となって、いよいよ観念し、皮膚科に行きました。
こんなことなら休み明けに即、行っときゃよかったよ…(´;ω;`)
ちなみに皮膚科は会社のすぐ近くにあり、診察券も持ってます。ばか…。
いつも混雑している病院ですが、番号とって、昼休みにもう一度行って、すぐ診察でした。
膿抜いたりするのかな~…絶対痛いよ…(´;ω;`)
針刺してもらいました
先生は優しそうな男性のお医者さん。
ささくれが痛いんです。
切ったらひょう疽(ひょうそ)になったらしいです…
お医者さん「ひょう疽(ひょうそ)ですか、これは~…痛いですね。」
痛いです…こんな小さいのに痛いです…
ぼそぼそつぶやく怪しいおばさん。
「そうですね、そこまでひどく腫れてないですし、
特に切らなくても大丈夫ですかね~。」
あら。なんだか怖いことをいろいろ想像してたので、案外あっさりな対応に拍子抜け。
せっかく病院きたんだしなんか処置してもらったほうが早く治るんじゃなかろうか。
と調子に乗ったわたし。
あの、膿抜いてください。我慢しますんで…
お医者さん「え。そうですか。じゃあちょっと針さしますね。」
どちらかというと痛みは我慢できるほうなので、・・・というか
自分でやるのは怖いけど、お医者さんに痛くされるのは大丈夫です。
お医者さん「ちょっと、痛いですよ~。」
・・・・。・・・・・。
あれ?思ったより痛くないです。ん…???
いや、、、、、、、
やっぱ痛い、痛いです・・・!!!
(い、いだだだだだああああ!!!)(心の声)
ずっと同じこと言ってますが、こんな小さい傷がなんでここまで痛いんでしょうか。
護身術で、悪者に襲われそうになったら、
相手の爪の付け根を思いっきり自分の爪で刺すと、激痛で相手が悶絶しますよ!!
っていうのをテレビで見たことがありましたが。
これか。このことか。 という感じです。
爪まわりにはいろんな神経が集中しているからなんだそうです。納得。
これまでも入院などでさまざまな痛みは経験しましたが(脱毛、帝王切開、足の甲に点滴、抜歯、尿カテーテルetc)
この痛さはワースト5入りではないかと思いました。自分の中で。
小さい傷だからと甘く見ないで。怖いこともあるようです。
処置はこれで終わりですが、お医者さんから、最後にもう一言。
「痛みが引かなければ、また受診してくださいね。
痛みがこことか(第2関節)、このへんとか(指の付け根)、もっと(手首から肘)、とかまで来ちゃうと大変なことになりますから」
あ、あのどう大変なんでしょうか・・・!!!((((;゚Д゚))))
とは思っても、怖くて聞けませんでした。なんとなく察しがつきますね・・・
ネットで調べると、「爪をはがして治療」なんていうおそろしい情報も出てきます。
ささくれ、あなどってはいけません。
菌。感染症。おそろしい子・・・!!
「ありがとうございました。」と頭をさげつつ、痛みに涙目で退室しました。
いたいよー。
処方薬はこれでした。飲み薬と塗り薬
その場でも塗ってもらったお薬が出ました。ゲンタシン
「アミノグリコシド系抗生物質製剤」と書いてあります。
飲み薬は、抗生物質と、痛み止め、痛み止めが胃に悪いそうなので、胃薬。
なんか薬だらけだな~・・・
痛み止めって痛みを止めるんじゃなくて、鈍くなるだけだから
あんまり飲みたくないんだけど、この痛さじゃそんなことも言っていられません。
もうなんでもいいよ、この痛みを忘れられるなら。
受診日含めて3日目で痛みが消えました
薬を塗って、痛み止め飲んでも、受診した当日と、その翌日まではしばらく痛みが続いていました。
ばい菌と闘っていたのでしょうか。
翌々日の朝起きると、ズキズキがなくなっていました!!
嬉しい (*´∀`*)
菌に・・・勝った・・・!!!!
肉芽みたいなとこはまだちょっと残っていたので、小さいハサミで少しだけカットしました。
でもやっぱりなんか怖いので、触らんどこう・・・。 (´Д`;;
まとめ
早めに受診しましょう。これに尽きます。
痛みがおさまらない。と思ったら、それは感染症でばい菌に負けている状態。
当たり前ですが、やっぱり病院に行きましょう。私ももっと早く行けばよかったです。
私の場合は、抗菌系の薬(新しいやつ)を持っていたにもかかわらず、治りませんでした。
傷のケアと同時に、抗生物質:飲み薬で、体内からも菌をやっつけないと、回復が遅れます。
若い方で(20代とか?)、自己免疫が高い方は民間療法でもいけるのかもしれません。
わたしは、闘えなかったようです・・・。(´・ω・`)
お若い方でも、疲れていたり、免疫が落ちていると菌に負けてしまうかもしれないので、
こんなことで痛くなるの??って方は、健康状態に気を付けましょう。
私も、自己判断や過信はいけないなあと思いました。。
ささくれをむやみに切るのはもうやめます。
怖くてもう切れません。
これまではちょっとでも見えるとバチバチ切ってたんですが、気をつけようと思います。