タブレットコースの良いところ
この春からタブレット学習をスタートさせました。
低学年の家庭学習
就学後に再認識したことですが、ぴのこ(娘)にはやや、発達が遅め。
周りと同じペースでは学校の授業についていくことが出来ていません。
掛け算を覚えたのは学年でワースト6ぐらいの遅さでした。
紙の教材での家庭学習習慣はなんとかついていたのですが、何しろ遊びたい。
本人いわく、「勉強は嫌いじゃない」そうなのですが、親にはそうは言うものの、進んで机に向かうタイプではありません。
Z会は難しいという声を聞きますが、小学生コース(中学受験コースではない)は、いたって普通の、教科書に沿った内容だと思います。
授業の復習と、単元ごとのテスト練習にちょうどよいなと感じたので決めました。決めた理由はほかにもありますが別記事で。
ぴのこは気分が乗ればきれいな答案を書けるのですが、乗らないときの落差が激しいタイプ。書く字はぐちゃぐちゃ、空欄だらけで、解答欄に大きく「?」と書く始末…
紙と筆箱を並べただけで気分が撃沈し、ひどい時には睡魔が急にくることも。
ぴのこの「ちっちゃい子脳」では、嫌なことから逃避したい時に脳のスイッチが切れてしまうようです。
保育園の頃は叱られている最中に寝るので、おかあさん チーン…ってなってました。
そんな感じなので、毎日学習する習慣をキープするためには?と教材選びは試行錯誤してきました。
ポイント制で、ゲーム要素をつくりました
気分にむらがあるので、「ドリルを1ページできたら1ポイント」のように、
ポイント制で生活と学習の習慣づけをしていました。
学習なんて、当たり前のことにポイント付与するのはどうなの・・・と思いましたが、
本当にやらないので、毎日学習するためなら仕方がありません。
これは私が毎月、ポイントを書き込む表をエクセルで作成してプリントアウトしていたので、負担でした。
アプリと連動するドリルで習慣づけ
効果があったのは学研の「毎日のドリル」。アプリでキャラクターを育てるのが楽しみになり、これは5ヶ月ほぼ毎日続きました。
続けて学習すると、キャラクターの部屋が豪華になり、手持ちアイテムも増えていくというもの。これはかわいい!楽しみ!
このドリルにも少し飽きた頃、進級しました。
タブレットはサンプル教材で決めました
すでにZ会を受講していたので、年明け頃から新学期のコース案内が頻繁に届きました。
その一貫で、実際にアプリをダウンロードするとテスト用教材が配信される期間があり、ぴのこに「やってみて」と渡したところ、
目を輝かせて取り組みました!
内容は、2年の復習と、副教材の日本地図、英語のアルファベット程度ですが
タブレットで操作するという時点で、ドリルを広げて、という準備がなく、垣根がいっきに低くなるようです。
これまでの紙のドリルではありえなかった速さでサンプル教材は終わっていました。
やる!!
ということであっさり決定。
子供の「やる!」が当てにならんことは、これまでに十分わかってますが、ほとんど親(わたし)の意思です。確認をとっただけ…。
教材がペーパーレスってすてき〜!!
春休みの終わりに4月の教材が配信されました。
まずこれがおかあさん(わたし)の心を掴みます。
片付けたい。紙もの要らない。春休みにぴのこの前年度の教科書もノートもためらいなく捨てた我が家。いいよ、二度と見ない…。
通信教材は、ポストにどさっと投函される分厚い封筒、それを部屋まで持ち帰って開封して、中身確認して、ページを開き、時にはカッターで切りとってクリアファイルに挟んでランドセルに入れ、学童での自主学習用に持たせ、
、
やったかどうかチェックして、まあだいたいやってこないので家で出して取り組ませ、
マルつけして、まあだいたい間違いがあるので、ぴのこと間違いを直して復習させ…
この一連の作業が本当に負担だったのですが タブレットになったことでこれらの作業がすべて、なくなりました!
ばんざーーーーい!!!!!!
紙の教材の負担まとめ(2年やりました)
くりかえしますが、紙の通信教材は下記が私の負担でした。
- 教材が届いたら紙に目を通す
- やるところを切るor拡げてぴのこに渡す、学童に持たせる→だいたいやってこない
- できたかチェックする→だいたい間違っている
- 復習させる→やる気が出ないから長い
- 添削の答案にバーコードシールを貼る
- 答案を封筒に入れる
- 郵送する
- 紙を廃棄する
教材が紙ってだけで毎月これだけの作業が(´Д`||| しぬ・・・
親なんだから、それぐらいやりなさいよって自分に対して思います。思うんですけど
朝からフルタイムで働くサラリーマンおかあさん、帰宅は最速で19:30。
子供もそこから勉強するのはとても非効率で、
親子そろって睡眠負債が止まりませんでした。
我が家だって18時前に帰宅できたらもうちょっと頑張れたかなあと思います。
「両立なんて無理!」と、なんでしたっけ、お子さんを東大に入れた有名なさとママ様もおっしゃってました。ですよね。
スケジュール管理が楽
紙の時は自分でカレンダーに書き込んで進捗チェックをしなければいけなかったのですが、結局2年間1度も使いませんでした。
そんなの書いたってどうせ計画通りにいかないんだもの。
タブレットは、カレンダーにあらかじめ目安として1日2ページずつが割り振られていて、
毎日表示されるので、自然とそれに取り組むようになっています。というより、やらないと残ってしまうので、取り組まざるをえない。
スイスイできる日もあれば、いやいやの日もあり、それでもなんとか1日2ページはやっつけています。
タブレットコースの良かったところまとめ。
- 紙の扱いが減る。
- ゲーム感覚でできる。
- 詳しい解説文をその場でスライドして読める。
- メモも取れる。
- 書き順の修正ができる。
こんな感じです。まだ始めたばかりなので、また書きたいと思います。
ぼやきます
「うちの子は受験コースで2年先取り学習してます!」てな記事を読むたびに
と涙を呑んでいます。
勉強は、紙の教材が大前提ですが、とにかく楽しく勉強することを目標に我が家では取り入れています。
勉強が得意な子はいるんだなあ。勉強は努力である程度できると私は長い間思っていました。
でも違った。
できない我が子を嘆いていても仕方ありません。受け入れて、どうするか。
タブレット学習は、我が家にとっては闇の中でつかんだ福音であると感じています。おおげさ。
うちの場合は、ぴのこが向き合いやすいということがまず良かったのですが、紙の教材の時に大変だった、親(わたし)の負担が減った、というところも大きなメリットです。