東京都池袋にある東京芸術劇場は、クラシックコンサートやオペラ、バレエ、演劇など幅広いジャンルの公演が行われる人気ホールです。
どの席からステージが見やすいの?
は、気になるところですよね。
私は「安い席でも舞台が見えるの?」が気になるポイントです。(びんぼう)
東京芸術劇場の特徴
東京芸術劇場には複数のホールがありますが、特に人気なのがコンサートホール(大ホール)です。
このホールは、ステージが広く、梁(はり)や壁の遮るものが少ない構造になっており、音響と視界の両方で高い評価を受けています。
どの階もステージ全体を見渡せる設計
ステージから遠い席でも、列がうしろに下がるごとに傾斜がついているので、前の人の頭で見えづらくなる心配が少ないのが特徴です。
脇のエリアは意外とおもしろい体験
私のお気に入りは、横の席です。
音響に強いこだわりがある方ではないので、全体が見渡せて、前に人がいない位置だと気兼ねなく楽しめます。
私は背が低いので、前にいる人が普通の座高でもまあまあ見えないので、「前に人がいない」は大切なポイントです。
今回はここでした。
A席 3階 RBD列 1番・2番

手すりがありますが、目の高さより低い位置なので鑑賞中はほとんど気になりません。

各エリアからの見え方
1階席(メインフロア)
王道の安定感
ステージとの距離が近く、演奏者の動きが感じ取れる臨場感があります。
中央ブロックはもちろん、脇の列(サイド席)もわりと見やすいのが東京芸術劇場の特徴です。
脇列はステージの横方向から見ることになりますが、演奏者との距離が近くなるので「臨場感重視派」にはおすすめです。
2階席
2階席はほどよい高さがあり、ステージ全体を俯瞰(ふかん)できる見やすさが魅力。
指揮者やオーケストラ全体の配置を眺めたい方、バランスよく全体を見たい方におすすめです。
音の響きも良く、クラシック鑑賞には理想的です。
前のほうならVIP待遇。脇だとステージが見やすい
皇族の方など、VIPが2階席1列目で鑑賞されることからも、特等席であることがわかりますね!
2階の真ん中列より後方になると、だいぶステージからは遠くなってしまうのでオペラグラスが欲しいところ。
傾斜がついていますが、背が低い方だと前の人の座高によっては見づらくなりがちです。
背の低い方は脇の席のほうが楽しめると思います。(私です)
3階・4階席
ステージからはやや距離がありますが、各列にしっかりと傾斜がついており、前列に遮られにくい見やすい設計です。
どうしても細かい動作は見えにくいので、オペラグラスを持参すると安心です。
カジュアルな鑑賞、お子様連れ、初心者に最適
チケット価格を抑えつつも、十分に公演を楽しみたい方におすすめのエリアです。
小さいお子さんと鑑賞される際にも、気軽に見られるお安い席はおすすめ。
私も、子どもが小学校の高学年になるまでは遠くの安価な席ばかり買っていました。
オペラグラスを覗くことも子どもの楽しみになるので、コンサートに慣れるのにも最適ですよ。
さすがに4階以上になるととても遠くなるので、「寝るかもしれないけどなんか行きたいな」ぐらいの気楽な感じの方にはおすすめです。
コンサートで寝るのも贅沢な時間
「お金を払って行くからには、寝てしまったらもったいない」「寝てしまうと罪悪感が。」とか、
「子供が寝ているとがっかり」というのは、コンサートにありがちだと思いますが、
おうちからわざわざ出かけて、なんならちょっといい服でも着て、芸術劇場で生の演奏を聴きながら眠る。なんて最高の贅沢ですよね。
わが家では、「眠くなったら寝ていいよ」というスタンスで子どもを連れて行っていました。
まずは足を運ぶことに意義がある。

ちなみにこの日は、こんなコンサートでした。
ドラクエコンサート!
N響!!
すごく、いい演奏でした!
ドラクエのオーケストラ演奏には根強いファンがついているらしく、どの公演も人気です。
おまけ。休憩時間も楽しめます
芸術劇場も、休憩時間にはロビーで軽食が提供されるのでおすすめです。

子どものお気に入り、ジェンジャーエール。
ワイングラスで飲むとなんだかさらに美味しいですね。

この日のアンコールはこんな感じでした。↑
終わった後も十分に余韻に浸ることができて楽しい1日になりました。
おさらい:東京芸術劇場の座席おすすめポイント
どの席からでもステージが見える設計
梁や壁の遮りが少なく、極端に「見切れ席」がないのが特徴です。
脇列(サイド席)が穴場
距離が近く、チケット価格がやや安い場合もあります。ステージの横顔を楽しみたい方に人気。
傾斜設計で後方も見やすい
上階でも視界が開けており、音響もクリア。全体のバランスが良いです。
オペラグラスの持参が便利
3階・4階席では細部を楽しむために必須アイテムです。
チケット選びのポイント
- 臨場感を重視するなら1階中央・脇列前方
- 音とバランスを重視するなら2階中央
- コスパを重視するなら3階・4階前列
- 細部を見たい方はオペラグラスを忘れずに
東京芸術劇場は設計が優れているため、「どの席でも外れが少ないホール」といえます。
まとめ
東京芸術劇場の座席は、
- ステージ全体が見やすく、遮るものが少ない
- 傾斜がしっかりあり、後方でも見やすい
- 脇席(サイド席)が意外とおすすめ
というのが私(女性・身長低め)の感想です。
遠い席からでもオペラグラスを使えば十分に楽しめるので、チケットの価格や目的に合わせて最適な座席を選んで楽しんでくださいね!
おまけ
芸術劇場といえば、鉄筋の建築と、ロビーのアートも楽しめるおしゃれな空間も見どころです。
この日は巨大なドレス?のようなアートが吊り下げられていました。

真下に入るとこんな感じ。こんな大きな布、何枚縫い合わせたのかな?
透け感がきれいですね。

下の階の、照明のアートも色鮮やかでした。


