Z会小学生タブレットコースの添削提出は、子供1人では無理だった話

Z会小学生タブレットコースの添削提出は、子供1人では無理でした。
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はじめてのタブレット学習。
添削提出も手軽にできた!!と喜んでいましたが。
そこに落とし穴がありました。(たぶんうちの子だけ・・かも・・・)

目次

Z会小学生タブレットコースの添削提出は、子供1人では無理だった話

勉強好きじゃない子の家庭学習

ぴのこはもともとそんなにお勉強が好きなタイプではありません。
そのことをファミサポさんに話したら
「勉強が好きな子供なんて、いない!」と笑われましたが
私は違う、と思っています。

勉強にも才能はあると思います。

小さい時から読み書き、計算、問題を解いたりと
勉強(ここでは学校の勉強、試験など一般的な勉強のこととしましょうか)の好きな子っていると思うのです。
努力だけでいくらでも伸びるものではなく(努力しないよりはもちろん伸びると思うのですが。)
スポーツや芸術と同じで、勉強も、才能を持っている子がいる。
それでいえば、ぴのこは勉強の才能はないんだなー、という感じです。

漢字とか計算を見ると「えー・・・」とテンションが下がるのでそう思った次第です。
ちびまるこちゃん風だと、顔にタテ線が入る感じ。
漢字や計算が好きで、いきいきするお子さんていますよね。ぴのこの友達にもいます。
私の高校の同級生の遠藤くん(実名)もそんなタイプです。うらやましい・・・。

そんなわけで、しょうがない、「勉強は、好きな子がすればよいよね」というスタンスで
ぴのこが興味を示さなかったので、私も早期教育に力を入れなかったせいもあり、
就学後のひらがな、カタカナ、計算に始まりいろんな学校の勉強が周りより遅れていたぴのこ。

追いつくのが大変だったので、

Neco
Neco
漢字と計算、ちょっとぐらいやっとけばよかった・・・

と後悔はしたものの
学校の宿題のほかに、あれこれドリルをやらせているうちに
どうにか2年生の終わりまでには家庭学習習慣は身についていました。

ゲームは大好き

反省点は多々あるのですが、我が家も「スマホに子守をさせてしまった」育児で、
ぴのこはスマホ、タブレットが大好き。
サンプル教材の食いつきもよかったので、タブレット学習の受講を決めました。
Z会小学生コースを低学年でゆるく取り組みました。



ちなみに「我が子にスマホは一切触らせてません」とスティーブ・ジョブズがおっしゃった時には
「ええ!!もう触らせちゃったよ!!ひどいよジョブズ!!」と思ったものです。
ほんと、ひどいよ・・。ずるいよ・・・。

我が家は中学受験などを目標にしていないので
「なんでもいいよ、勉強楽しくなってくれたら!」という理由です。

紙で解いていた頃より、順調だった。かのように見えた。

紙の時にはできていなかったスケジュール管理が
すでに予定されているカレンダー通りに進められて
受講して最初の4月は、予定通りにすべての教材が終わりました。
これってぴのこにとってはすごいこと。

しかも、月末に答案をせっせと提出していました。
すごい!がんばったね!!と
私は内心ほくほく。
ぴのこもやっとやる気を出してくれたのね〜なんて喜んでいたのです。
が。

返却された答案の点数に、あ然

5月のはじめ。
「答案が返却されました」とメニューに表示が出たので
おお!早い。すごいじゃない。どれどれ~^^・・・
と確認画面をポチってみたところ・・・

な、なんじゃこるあああ(松田優作←昭和。私もリアルタイムでは知りません。)

算数、35点・・・。

国語、30点・・・。

社会、20点・・・。


ていうか、後半白紙で出しちゃってたんか・・・。
おおう・・・。

ちなみに、理科と英語はまあまあの点数でした。

「途中で押しちゃったみたい」

こ、これはどういうことなの・・・。
わかんなかったの?なんで白紙のまんまなのかね・・・?
ちょっと点数にヨロッとしながら、ぴのこに聞いてみたところ

本人もうなだれているので、点数が悪いことは気にしているみたい。
青いしょんぼりマークのアイコンと同じく、しょんぼりしています。
「なんか・・・押したら途中だったのに終わっちゃったの。」

はあ・・・。
その押す瞬間を全然見ていなかったから、状況もわからない。

ゲーム感覚の落とし穴

「タブレット学習は勉強をやった気になるだけで深く学べていない」
という記事を読んだことがあるのですが、
言い当ててるな~~まさに!!!と膝をたたきました。感心してる場合じゃない。
ぴのこの場合まさにこれに当てはまりました。

操作性を考えられて作られているから、
画面の「すすむ」ボタンさえ覚えてしまえば、
問題の解説など読まずにピロンピロンと進んでしまう。

これが悪いように作用して、添削提出のボタンも
ポチポチ押してしまったのだと推測します。
いや、傍で見ていなかった私が悪いんですが・・・。
まあ、そうだよね・・早く終わらせたいんだもん、つまらないならなおさら。そりゃあ、押すわ。ボタン。

反省

「勘で進む」。完全に行き当たりばったりのゲーム

1人ですいすい学習できる!が家庭学習の理想でもあり、
すすんで取り組んで、解説も読んで、自己学習が進められる。というのがタブレットへの期待でした。

でもそれ、やっぱり勉強の才能がある、勉強好きな子
「できる子」の学習方法なのだとわかりました。

いくら図がわかりやすくても、解説が書いてあっても、
活字を極力読まないぴのこ。
「テレン♪テレン♪」と進めてしまうぶん、説明はおろか、
問題文だってろくに読まずにボタンをぽちりまくって
なんなら、「勘で答え」てもページは終了できるわけです。

親子で反省会

そんなわけで、ぴのこにはこのように話しました。
「タブレット、楽しく勉強できればいいなと思って始めたんだけど、
この勉強はゲームじゃないからね。
ふせんの画面は、自分で考えてからはがす。
わからないところがあったら、絶対におかあを呼んで。
一緒に考えよう。」

「『えらびなさい』って問題が出たら、選ぶんだけど、考えるんだよ。考えてわからなかったら、おかあに聞いて。
どれかひとつだからって、答えがわからないのに適当にどれかを選んで押すのは、勉強にならないんだよ。
「すすむ」を押す前に、「答えと考え方」ボタンを押して、考え方を読もうね。絶対。」

学習時間、今は隣で見ています。

学習中は隣で確認しましょう

そんなわけで、学習中、毎日全部つきっきりというわけにもなかなかいかないのですが、
なるべく隣に座って、私は宿題の丸つけしたり、学校からのお便りを読む時間にし
ぴのこがすぐ質問できるように待機しています。

またか。出たよ。親の負担。
負担負担って言うほどのことか?って話かもしれませんが、
勉強すいすいできる子ならいいんだけど、勉強嫌いな子に教えるのはけっこう大変なんだなと
私も我が子がぴのこで、初めて知った苦労です。
こういう子こそ塾に任せればいいのか(どうなのか)。
もう、なんでわからないのかが、わからない。
ああ、わからないんだなーといつも不思議に思いながら、わからない子の気持ちを考えて、解き方を考える。
学校の先生って大変だなあ、なんて考えたりします。
こんな子にも勉強わからせろなんて親から丸投げされたら、たまらんよなあ。
知るか!あんたの子じゃボケ!てなるよ私だったら・・・。

夕飯の食器を片付けたり洗濯を取り込んだりと
隣に座っていられない時でも、
ぴのこに呼ばれたら絶対に手を止めて、
わからないところを一緒に見るようにしました。

もうこれもひとつの仕事。皿を洗うより洗濯するより、大事なことかもしれません。

お子さんの勉強をよく見るお母さんにはきっとはじめから当たり前のことなのでしょうが、
働いてるから。時間がないから。と言い訳をしていました。

タブレット端末の画面に、油性ペンで「×」印

タブレット画面の「すすむ」ボタンの表示位置には、マッキーで上から「×」印を書きました。

これは、解説を読む癖をつけるまでの、「ゲーム感覚の進みグセ直し」のためなので、
慣れる頃にはマーカーの×印は薄くなって消えるので大丈夫です。

または上からホワイトボードマーカーやメラミンスポンジで拭けば消えます。

添削提出前は必ず見直しを。

翌月の提出問題は、必ず一緒に確認することに決めたので、
ぴのこが「あ、これ、ていしゅつだ。」と言った瞬間に

「待った!!それ、おかあと一緒にやるやつや!」

と、私が横に座れる時間を確保してからのスタート。

ぴのこは国語が苦手なのに、Zの国語は容赦なく長文で、教科書より明らかに漢字も多くて、むずい。

「これ、学校のより難しいね。できたらすごいよ。」
「文章多いけど、読んで探すのは同じだよ。」
とかなんとか、どうにか励ましながらやっと終えました。

国語に関しては明らかにぴのこのレベルより高すぎるので、

Neco
Neco
国語1教科だけ辞めたい…

と思うのですが、それができないZさんです。
しょうがないから、「レベルの高い子はここまでやっとるんや・・・」と
親が知るための教材と化しています。

これスラスラ解けるお子さんの親御さんは、普段の生活でも
高度な会話が成り立ってハイクラスな暮らしをしておられるのだろうなあ。あああ・・・。
なんだろう視界が曇ってくるよ・・。(T▽T。。。



話がそれました。

見直す時は紙のテストと同じ

添削問題は、普段の教材よりもスクロールが長くなっていて、
提出課題っぽい、ペーパーテストのような長さになっています。

「ていしゅつする」ボタンを押す前に、スクロールではじめまで戻って、
全部を見直しましょう。

はっきりいって普段の学習の通りの内容だけなので、
問題はそんなに難しくない・・・はず・・・なのですが、
1人ですいすいタイプの子じゃない場合(=ぴのこ)
やっぱり必ず、親が一緒に見直しましょう。

全問合っていても、その答えに至るまでに正しく考えられていたかな?
と把握する意味でも。

このスクロールがまた、紙で見るより見直しにくい。
「前のところ読み直したい」と思ってるだけなのに、動かさないと見えないし、
見たら見たで次のところが今度は隠れて、「読みたいところを、見ながら直す」
という、紙なら当たり前の動作ができないのが、小さいながらけっこうなストレス。
添削ばっかりは

Neco
Neco
紙のほうがよかった(T▽T

てなりましたが、
そこはそれ。タブレット学習のメリットも享受はしているわけなので、
この添削の時ぐらいは我慢します。と思ってやっています。

添削のページだけでも、ピンチイン、アウトで指で拡大縮小が出来たら楽なんだけどもな~。
改修難しくなさそう、と思うので、
そのへんはたぶん、今後改良されることでしょう。今後に期待。

タブレット学習時も、メモ、ノートは必要です。

タブレット上でも鉛筆パレットを選ぶと余白にメモが書けますが、
紙と鉛筆を手もとに用意したほうが、計算や思え方のメモを書けて便利です。
というか、必要だと思います。

ぴのこがなぜか頑なに紙にメモを書かないタイプなのでこれまた苦労していますが・・・。
タブレット上のメモ書き、やりにくいのに(´・ω・`。
私がサポートする時は、そのへんにあるお便りやチラシの裏などにメモを書いています。

まとめ

楽しみながらとはいえ、ゲームにならないように隣で見守りましょう

ここでいうゲームとは、勉強を後略するという意味ならいいのですが
「わかんなくても力わざで倒す」的な、ピロンピロン進んでしまうのは止めましょう。ということです。

「答えと考え方」ボタンを押して、内容によっては読み上げて復習するのが大事です。

添削は、見直してから提出しましょう

繰り返しになりますが、見直しは紙のテストと同じ。
タブレット画面はスクロール画面が使いづらいのですが、はじめに戻って丁寧に見直しましょう。

当たり前のことかもしれませんが、この当たり前を我が家ではわかっていなかったので、
添削の提出に失敗するまで使い方を考えていませんでした。
タブレットは便利ですが、勉強のしかたは紙と同じなんだなーと色々感じた次第です。

見直しや解説読みを気を付けてから、翌月からは点数もだいぶよくなりました。
せっかくの教材、上手に活用するには、丁寧に読み込んで根気強く取り組むことが大事かなと思いました。

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Z会小学生タブレットコースの添削提出は、子供1人では無理でした。

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