前回は届いた食材を運んで終了した、生協パルシステム「3日分の時短ごはん(2人分)」。
→生協パルシステム「3日分の時短ごはん(2人分)」が届きました
→パルシステム「3日分の時短ごはん(2人分)」を始めた理由
翌日、第1回目の調理をしてみました。
本当に時短なのでしょうか。
生協パルシステム「3日分の時短ごはん(2人分)」を作ってみました(1)
一応、わたしのスペックを書いておくと、
- 自炊歴26年
- 料理歴は35年以上(小学生から)
- 家政学部食物学科卒(毎週調理実習あり)
- 料理教室歴なし
- 栄養士や調理師の資格はなし(素人)
「料理はまあまあ出来る」ほうではないかと思います。
子供の頃から祖母の夕飯のしたくを手伝っていたので、だしをとったり野菜を切ったりはしていました。
大学は偏差値マッチングだけで進路を選んでしまい、間違って花嫁修行みたいな大学に入ってしまったので、漠然と調理実習をしていたのですが、まわりの子はお嬢さんが多いのか、ものすごく料理ができなくて、
と思った記憶があります。
格差です。
私の場合は生活のために自炊していただけなので、
料理は好きではありません。
できることなら、毎日人に作ってもらったものを食べたいです!!
レシピは紙で入っています。
3日分のレシピは、生協さんのレシピサイト「だいどこログ」で配達前から確認できます。
この日作り終わった後で気づきましたが、食材と一緒に紙でも届いていました。
紙のほうが見やすいです。片手に持てるので。
うちの場合、タブレットの画面は猫が踏みます。
メニューは大人の味
3日分のうち、別にどれから作ってもいいのですが、まだ勝手がわからないのでとりあえず1日目のメニューを作ることにしました。
今月の第1回目は「産直鶏肉とじゃがいものジェノベーゼソース炒め」
ジェノベーゼソースか。
私は大好きです。美味しそうです。
見たところ、最後に味付けするまでは普通の鶏肉炒めなので、仕上げは作りながら考えることにします。
調理スタート。
一応検証のために時間を測ってみます。
時短とうたうからには、目標は20分、理想は15分です。
レシピは写真つきなので、完成が最初に見えているのも便利です。
まずは副菜から。
レシピの順番通りに、「いんげんのサラダ」から始めます。
いんげんはカットと下ゆでがしてあるので、解凍するだけ。
レモンを袋買いなんて、何十年ぶりでしょうか。自分では絶対に選ばない組み合わせです。
しかもこの日は台風の影響で予定変更があり、黄色ではなく緑の国産レモンでした。値段も変わっているのかもしれません。よくわかりません。
こんなどんぶり勘定で節約できるのでしょうか。
でも青々としたレモンは爽やかな香りがしています。身体に良さそうです。
レンジで解凍している間に、レモン汁でドレッシングを作り、添え物用のレモンをカットします。
解凍できたいんげんと和えるだけ。
楽勝でした。ここまでで12分。
レシピの確認や、ここの写真撮りに多少手間取ったので、何もせずただ作れば7分ぐらいでもいけた気がします。
いよいよ主菜です
焼いた食材をそのまま食卓に出せるようなので、浅いフライパンがよさそう。
ル・クルーゼのビュッフェ・キャセロールを使います。
わが家は調理器具が少ないので、焼き物といえば普段もこれ一択です。
なくても困らないので、フライパンはたまご焼きパンを残して捨てました。
ル・クルーゼ ビュッフェ・キャセロール
調味料は買っておきましょう
開始早々、鍋(フライパン)に引くオリーブオイルが切れました。
仕方ないのでこの日は冷蔵庫にあったよつばバターを投入。
味が変わってしまうでしょうか。
気にしない。そこに悩む脳のリソースがありません。
材料はカット&下ごしらえ済み!
油を熱したら材料を加えますが、ここでも便利ポイントです。
そう。材料は袋から出すだけ。
お肉もカットしてあります。
じゃがいもをレンジであたためながら、調味液を切った鶏肉肉をフライパンで炒め、最後に混ぜるだけ。
仕上げにジェノベーゼソースをかけますが、ここでちょっと迷って、結局ぴのこの好きな焼肉のタレで味付けしました。
ジェノベーゼソースはお皿に出して、私はつけて食べます。残念ですがぴのこが食べないので仕方ありません。
スープは作りません
この日のメニューには「丸ごと卵のチーズスープ」もありましたが、作りません。
ぴのこには朝の残りの味噌汁を出しました。
私は血圧が高いので塩分制限があり、汁ものを摂らない習慣なのでお茶か白湯を飲んでいます。
生協パルシステム「3日分の時短ごはん(2人分)」には、スープやお味噌汁のメニューに入っていますが、具を多めにして2人分の鍋にし、副菜にしています。
私は具だけ食べます。
まあまあ時短でした。
合計25分弱で調理終了です。
この感じのおかずを並べられるなら、まずまずの時短です。
第1回目にしては満足な出来でした。
汁ものまで作ると30分は超えると思います。
おいしいです!
鶏肉はぴのこも大好物なので、うまっ!うまっ!!とバクバク食べました。
肉、ほとんど取られた…(´∀`。。
食後に果物をむいて、ちょっとのんびり。
いんげんのサラダはレモンの味つけがすっぱいせいか、ぴのこは一口で終了していました。
レモンが好きな子供なのですが、今回の青いレモンは「かぼす」のようなビターな風味もあったので、大人の味だったのかもしれません。
いんげんのサラダは私が3日間かけて食べました。でもまあ、美味しかったのでよいです。
まとめ
時短でした。
調理時間が30分かからなかったので、まずまず希望通りのタイムでした。
今回は初めてで、食材を並べてみたり、レシピをタブレットで見たりと余計な手間もあったので、慣れればあと5〜10分は効率化できそうです。
おいしいです。見た目も満足。
いつもの適当な鍋物やお惣菜に比べると、かなり色あざやかでお味も満足な出来でした。
味付けは大人向け
はじめから親子ごはんという設定ではないプラン(セット)なので、今回のジェノベーゼとレモンは小学生向けではありませんでした。
仕上げの味つけだけ変えればよいので、問題はありませんでした。
この感じのメニューが続く時は、子供の好きな、お醤油味に変えるなどの工夫が必要です。
ストレスフリー
やはり嬉しかったのは、
- 野菜がカットしてある
- 下ごしらえ不要
- 私はこのメニューを考えていない
- 食材選びもしていない
- スーパーから買い物を運んでいない
というところです。
これは忘れがちなことですが、体力のコストカットと、体験を買う満足も得られたかなあと思います。
お値段と味だけでは測れない利点といえるでしょう。
買い物に10分、調理に10分の時短ができたとして1日20分、1週間にすると140分。
2時間以上の時間ができるとけっこう大きいです。ちょっと嬉しいです。
まだ1回目なので、期待をふくらませつつ、時々またレポートしたいと思います。