東京で消耗するワーキングプレママ。妊婦でも電車で席は譲られなかった話

東京で消耗するワーキングプレママ。妊婦でも電車で席は譲られなかった話
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東京で消耗している私が妊婦で通勤していた時の話です。

お腹はだいぶ出た25周目以降でも、チュニックとか着ているとそこまでわからないせいか、電車でちっとも席を譲られませんでした。

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東京で消耗するワーキングプレママ。妊婦でも電車で席は譲られなかった話

私が妊婦だった2010年頃は、まだマタニティーマークは気にせずつけていましたが、その後「つけた方が危険」という話を聞くようになり、怖くて悲しい世の中になったと思いました。

Neco
Neco
世も末じゃ…

修羅の街、東京。

民度が低すぎる電車内の人々

東京暮らしは基本、「他人と目を合わせない」のが鉄則ですが(人の顔が多くて脳が疲れるから)、ふと目を上げると、いろんな人を見てしまいます。

優先席で爆睡する若者。
集団で陣取るお子様

人を押しのけて座る、おじさんおばさんはまだ許せます。←許せるんか
たぶん妊婦よりも体力ないのです。
運動したほうがよいですよ…

といっても妊婦キーホルダーをちらつかせて彼らの前に立つ勇気がなく、なんとなく次、席空きそうだなーって時しか優先席エリアに入れない小心者妊婦でした。

期間限定の私はともかくとして、怪我した人やお年寄りには過酷だなあと感じました。電車。

荷物も置けません

これは妊婦時代の話ではありませんが、通勤中に網棚に荷物置こうとしたら叩き落とされたこともあります。

私の手を叩き落としたのはおっさんでした。

しれっとそこに自分の荷物置き、しらーんぷりしたおっさんが隣にいたので

Neco
Neco
えええええええ?

何いまの?
意地悪された…?

…と気づくのに1分ぐらいかかるくらい信じられませんでした。
気のせいだったのかな。気のせいだといいです。

そんな修羅の場と化した電車なんかに乗らなきゃいけない私が悪いんです。もう。
それに乗らなきゃ通勤できないような会社に勤めてる私がゴミ。

妊婦が席を譲られないとか言う前に、妊婦は働くな。電車乗るな。
ゴミは子供産むな。

そういう社会なのだなあと思いました。(被害妄想)

自分が譲る時は迷いません

自分が座っていて、どなたかに席を譲りたい時は
声に出してどうぞとは私はあんまり言えないので、次で降りるふりして黙って立ってしまう派です。

そこにすかさず違う人が座ったりすることもあるので、声はかけたほうがいいんだろうな〜とは思うのですが。

照れるとかかっこいいとか悪いとかの話ではないんですが。
みんな考えすぎなんだよ…

横浜の人は東京よりは親切です(私調べ)

横浜ではバスでも電車でも席を譲られます。

妊婦でも子連れでも。

駅の階段にさしかかると、見知らぬ人がベビーカーを持ち上げてくれたりしました。
あまりにも都内で1人でベビーカーを担ぐことに慣れていたので本当は大丈夫なのですが、そこは遠慮せずご厚意に甘えました。
あの時の方々、ありがとうございました。ここ読んでないと思うけど。

なんかあるんでしょうか?横浜。
東京が異常なだけか。

都内での通勤中に何回席を譲られたかを記録していましたが、通算11回ぐらいでした。
意外とありました。

朝の千代田線でさっと譲ってくれたお嬢さんや青年のみなさん、ありがとうございました。
老紳士もいらっしゃいました。
なので東京の全部が修羅というわけではありません。

ではどうするか

1.椅子取りゲームには参加しない

卑屈になってもしょうがないので、シンプルに考えてみました。
私は電車で座ろうという思考を捨てています。座っていいのは、すいてる時だけ。

煩悩を滅して生きればいいのでした。
いよいよ修羅の街です。

これは私が座ることを諦めただけで、もちろん必要な方には座っていただきたいです。

譲るの譲らないの賛否だとか言ってる時点でおかしいと思います。

私も座ることはあきらめましたが、それが直接の原因ではないものの、搬送されて早産だったので、ストレスフルな環境にあえて身を置くのは危険だと思います。

2.妊婦さんは、満員電車を極力避けましょう。

いくら妊婦に適度な運動が必要といっても、混雑した電車で立っていられる体力をつけましょうとは言えません。
体力的な問題よりも、あの殺伐とした空気、ストレスフル過ぎる環境が心配です。

東京で働かなくてはいけないワーキングプレママのみなさんは、可能な限り、時差出勤などを交渉してストレスを避ける方向をご検討ください。

会社にも、女性が満員電車で通勤しなくても産める、働ける環境に配慮できるようなホワイト化をお願いしたいです。

どうしても満員電車に乗らないと働けない、という方は
そもそもその会社で働く価値があるのかを考えてみてもよいと思います。

このへんは、働く側も、雇用する側も、いま整備している段階なのだとは思います。
会社がよくなるか、その前に自分が辞めるか。

3.東京を出る

電車で座れないといっても、それは東京特有の異常な現象なので、可能な人は東京以外に居住して、東京以外で働くのが良いかなと思います。

私自身は、東京は子供の医療費や助成が充実しているから、という目先の理由で住み続けてしまっていますが、家賃も水道光熱費も高額なので、結局消耗しています。あああ。
闘うように働くサイクルから逃れたい。
チキンレースから早く降りたいです!!

まとめ

そもそも通勤ラッシュがもう古い

同じ時間に集中して都心に向かって通勤する、という就業規則が今の時代に合っていないし異常だと思います。
私もまだやっているのですが。
早くやめましょう。

妊婦さんでも電車で席を譲られない、という問題は実は日本の労働問題でした。
毎回ここに着地します。根深いです。

妊婦になって初めてわかる、「席を必要としている人」の気持ち。

東京で過酷な妊娠生活を経験してから、人に優しくなれた気がします。
体がつらいのに座れない、怪我人やお年寄りの気持ちがわかりました。
同じ経験をほかの人には全然してほしくはありません

当たり前のことですが。
電車では、必要な方に席を譲りましょう。

東京で消耗するワーキングプレママ。妊婦でも電車で席は譲られなかった話

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