結婚をしないで子供を産むことを身内に報告しました。私の場合は、まず姉妹からでした。
→選択的シングルマザー 妊娠を報告しました~家族編~
はじめに姉に伝え、産褥期の心がまえなどに気持ちを向けていきました。
→選択的シングルマザー 心の準備編【1】姉の意見
今回は、しっかり者の妹からいただいたお話を振り返ります。やはりいろんなアドバイスが励みになりました。
選択的シングルマザー 心の準備編【2】妹の意見
※妹は医療関係の仕事をしています。
応援してもらえました
「大事な報告をしてくれてありがとう。
驚きもあるけど ねーこちゃんが赤ちゃんを大切に育てたい気持ちでいるようなので応援したいと思います。
と言っても何かしらアドバイスとかくらいしかできないけど・・・。
私自身、今**(お子)を育てながら仕事する毎日で精一杯だから
駆けつけてあげたりできないんだけど
去年出産したばかりだから一般的なことはまず聞いてもらって大丈夫です。」
パパ不在のメリット?
「子供にとってお父さんがいた方がいい というのは正直yesだろうと思うけど
ただ居ないほうがいい人ならいっそいなくていいと思います。
結婚すると夫とその家族と仲良くやることがのしかかってきて
軽く恋愛の延長みたいなふうにはいかないから
夫やその親のことを考えるストレスが無いことはかえっていいこともあるかもしれません。
ねーこちゃんが部屋の掃除を断ってそれ以来音沙汰なし、という相手のことを
私はあまり良い人と思えなかったから
そんな人と一緒になってストレス抱えるよりいないほうがいいのかも、とさえ思います。
お金のこと
一生のことだから。
そんな人からもらうお金なんて、と思うかもしれないけど
お金はお金、人は関係ない。あるほうが無いより安心。」
実母問題
「ハハにはまだ言っていないの?
きっとねーこちゃんの出産におけるキーパーソンはハハになると思う。
東京まで行ってお世話ができるといいけど
私も**(姉)ちゃんも嫁で子持ち、仕事持ちだからそこまでできないし
出産は少なくとも産後3週間は食事の支度や洗濯などを誰かにやってもらわないといけないから
そうなるとハハの協力が必要だと思うの。
妊婦検診は東京で受けておいて、
産休に入ったら里帰り出産みたいに実家に移動し、**さん(実家の産婦人科病院)とかで産むのが安心だと思うよ。」
出産の身体的な負担について
「出産を自分でするまでわからなかったけど産後は本当に身体が疲れる。
しかも子供が泣くから寝られない。
そんな状態で無理に家事をやったり外出したりすると
将来的に自分の子供に自分が介護をしてもらわなきゃいけない身体になると
昔の人から伝わっているのだそうです。
だから産後もすぐ復帰、なんて考えず
ある程度は(最低限、国で決めた産後休暇期間は)身体を休めたほうがいいよ。」
子供は授かりもの。
「いろいろあるけどなんでも前向きに考えるのがいいと思います。
だから軽蔑なんて、するわけないじゃない。
産むと決めたのだから、いろんなハンデも自分のチャンスくらいに思うといいんじゃないかな。
赤ちゃんはお母さんを選んで来てるんだもんね。
授からない人もいる世の中。大事にしていきたいよね。
旅行気をつけて楽しんできてね。」
話に現実味がありました
当時、妹も第一子を出産したばかりだったので、暮らしのこと、体調のこと、お金のこと、それぞれに説得力がありました。
養育費について「必要」という意見をくれたのが、そういえば妹だけでした。
みんなおとなしいというか穏便に済ませたい、と考えるのでお金の話は避けがち。
私も妹のこのアドバイスがきっかけで、裁判所に行ったり弁護士さんに相談したりしたので、
「養育費は私がもらう施しではなく、子供の権利」
ということを知ることができました。
結果的には、養育費は現在まで1円もなく過ごしていますが
「本当に必要なら遡ってでも請求できる」などがわかっているだけでも、何も知らないよりはよかったです。
産後に体を休めること、そのためには里帰りのほうが安心、ということも、姉もフンワリとは言っていたのですが
やはり身内は心配するところなのだな、とわかりました。
ただしこの時点ではまだ親(母)にも報告していないので、自分の中では里帰り出産はありえない選択肢でした。
まとめ
やはり産褥期の過ごし方が難関
出産を経験している姉妹が2人とも産後の心配をしたので、動けるうちに産褥期の準備をしようと考えるようになりました。
体が疲れる、動けない、寝られない、とは聞きますが、実際に最近体験したばかりの妹のアドバイスはとても参考になりました。
養育費と里帰り出産を考える
養育費について言及したのは妹だけでした。考えるきっかけになってよかったです。この後私は弁護士さんの相談会に2回行き、家庭裁判所で書類をもらってきました。
やみくもにどうしよう、どうしようというのではなく、建設的に考えるのは大切だと思います。
妊婦さん、やることたくさんあります。